2月25日号【特 集】
「エンジニアリングITアンケート 2020」
3次元CAD、ヘビーユーザが支持する「PDMS」「SP3D」
クラウド使用は、ほぼ半数が禁止 |
3次元CADの使用は、企業数だけを見れば、「EyeCAD」が最も多く使われているが、使用本数の多いユーザからの指示は「PDMS」「SP3D(SmartPlant
3D)」が多い。「PDMS」や「SP3D」は、大型プロジェクトの配管設計などで使用されることが多く、施工に強い「EyeCAD」とは性質も役割も異なる。また今回のアンケートでも、44%の企業がいまだにクラウドの使用を禁止している。しかし、IoTの時代になってクラウドの使用を禁止していては、時代の流れに乗り遅れるだけだ。業界のエンジニアリングIT活用は「周回遅れ」と言わざるをえない。
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主要ベンダーが揃ってライフサイクルソリューションに注力
経営統合・協業で、各社ソリューションが密接に連携 |
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近年、エンジニアリングITソリューションが、プラントのライフサイクルをカバーするようになってきた。アヴィバはシュナイダー・エレクトリックと経営統合して、エンジニアリングITソリューションとシミュレータが機能面でも統合された。ヘキサゴンPPMとアスペンテックも協業により、この動きを追った。
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「TeklaStructures」の建設ライフサイクルソリューションで生産性を向上 |
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トリンブル・ソリューションズが提供する「TeklaStructures」は、建築の構造設計のデファクトスタンダードと言われるほど、普及している。プラントにおいても、構造物の設計に使用されることが多い。設計の生産性を向上するための、多くの機能に対応しているのが特徴だ。
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