CMMSやEAMに蓄積されたデータを分析するための手法やアプリケーションは様々あるが、本連載では米国Meridium社のMeridium APMを紹介する。
RAM (Reliability,Availability,Maintainability) は、対象とする設備、プラントの信頼性、稼働率、保守性を分析し、経済的な保全手法や周期を求める手法である。
RCM (Reliability - Centered Maintenance:信頼性重視保全) は対象機器・設備を部品レベルまで体系的に分類し、各々の機器・部品にて予測される故障モードを特定し、リスクに応じた最適な保全技術・方法を選定して保全計画を立案する手法である。
RBI (Risk-Based Inspection:リスク基準検査) は、圧力容器や配管のような耐圧機器にて考慮すべき腐食や劣化損傷を分析し、リスクを評価し最適
な検査手法や時期を検討して計画する手法である。
RAMとRCMは日揮、RBIは日揮プラントイノベーションが分析の業務支援をプラントオーナーに提供している。 |