| 2024.2.25 
        
        
          | ENN2月25日号 特集:連携強化を図るエンジニアリングIT 
            
              
                | 連携強化を図るエンジニアリングIT 求められる、効率向上と高コストパフォーマンス
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                      | Q5:施工管理用のBIMアプリケーションとして、どの製品を使用していますか? 複数回答可
 |  「Autodesk Navisworks(オートデスク社)がシェア87%を占め、圧倒的に多く使用されている。
 
 元々、CADのフォーマットに依存しないビュワーとして開発された。数多くのフォーマットに対応できることから、CADベンダー各社が開発した純正のビュワー以上に普及した。
 
 元々ビュワーとして開発されたが、施工管理にも活用できる。
 また比較的に低価格であることも普及する要因になったと見られる。
 
 
 
 
                  
                    
                      | Q6:プロジェクト(エンジニアリング)・データマネジメントとして、 どのソフトを使用していますか?                複数回答可
 |  最大シェアは「BIM360」(オートデスク社)で、シェア17%になった。
 
 第2位には、「AVEVA NET」(AVEVA社)が6%、第3位には「SmartPlant Foundation / Enterprise Fusion(ヘキサゴンALI社)5%となった。
 
 
 
 
 
 
                  
                    
                      | Q7:どのメーカーの3次元レーザースキャナを使用していますか?  複数回答可 |  「FARO」が21%で最大シェアとなった。
 
 元々、3次元レーザースキャナは価格が1,000万円超と高額で、なかなか普及しなかった。
 
 この高額なスキャナ市場で500万円クラスの廉価バージョンを最初に投入したのが「FARO」だ。
 
 この参入により、「高嶺の花」と言われた3次元レーザースキャナが大衆化し、3次元レーザースキャニング市場が拡大した。
 
 この「FARO」の動きを追随したのが「LEICA」だ。第2位のシェア17%を占めた。廉価な機種も市場に投入されているようで、最近は普及している。
 
 第3位となったのは、「Matterport社」でシェア10%。「誰にでもデジタルツインにできる」という手軽さはあるものの、建物の中の部屋などに使用されることが多く、プラントの使用については限定されているようだ。
 
 第4位となったのは、ドイツの「Z+F」で、9%だ。3次元レーザースキャナの老舗的な存在だが、高額だったため、日本国内では普及しなかった。
 
 しかし最近は比較的に低価格の機種を投入しており、シェアを拡大している。伝統的に製品の質が高く、支持者は少なくない。
 
 ただ3Dレーザースキャニングを的確に実施するには、スキルが必要なため、今回のアンケートでも「専門業者に依頼する」という回答が複数あった。
 
 
 
 
                  
                    
                      | Q8:3次元リアリティモデリングソフトとして、どのソフトを使用していますか? 複数回答可
 
 |  最大シェアとなったのは、29%の「ReCapPro(オートデスク社)」だ。
 
 年間サブスクリプション価格が5万7,200円であることや、オートデスク社のスィート製品に含まれていることが購入しやすさにつながっているものと見られる。
 
 
 
 
 
 
 
                  
                    
                      | Q9:クラウド環境で使用するエンジニアリングITについて、どうお考えですか? |  最も多い回答が「すでに使用している」が53%を占め、「検討している」という回答も27%を占めた。
 
 反面、「使用を禁止している / 検討していない」は15%と少なかった。
 
 ほぼ10年前は「使用を禁止している / 検討していない」が過半を占めたが、最近は、クラウドを使用しなければ、活用できないソフトウェアサービスが増えたうえに、クラウド間のデータ交換により、使用できる機能も増加した。
 
 クラウド環境を使用しなければ、十分な生産性が上がらない時代になったとも言える。
 
 
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