2023.2.25
ENN2月25日号 特集:汎用化に向かうエンジニアリングIT
汎用化に向かうエンジニアリングIT
背景にはプロジェクトの変化、重視される建屋と設備の融合 |
Q2:機械設計用CADとして、どの2/3次元CADを使用していますか? 複数回答可 |
「使用していない」が31%あったものの、それ以外の回答で最大となったのは「Autodesk Inventor」(オートデスク社製)で構成比28%。拡張子「DWG」とオートデスク社の他のツールとの互換性も確保されており、高シェアとなった。
次いで高い構成比となったのは、「SolidWorks」(ダッソーシステムズ社製)で構成比19%。「SolidWorks」は、小サイズの機械設計に適しており、バルブなどの機器メーカーからの支持が高い。
「その他」の回答には、「AutoCAD」が多くの回答を集めた。
Q3:構造の詳細設計のCADとして、どのソフトを使用していますか? 複数回答可 |
「使用していない」が30%含まれたが、「Revit」(オートデスク社製)が28%で最大の構成比となった。元々、BIM設計CADだが、構造設計と大きな違いは無く、この分野で高い構成比となった。
第2位となったのは「TeklaStructurea」(トリンブル・ソリューションズ社製)で構成比20%。構造設計のデファクトスタンダードと言われ、毎年高い構成比を誇るが、第2位となったものの、構成比は高い。
「その他」の回答では、ここでも「AutoCAD」が比較的に多い回答となった。2次元CADだが、使用方法により様々な用途に活用できると言える。
Q4:BIMソフトとして、どの3次元CADを使用していますか? 複数回答可 |
Revit(オートデスク社製)が44%を占めた。この設問では、「使用していない」が28%を占めているため、過半の回答を占めた。
これに次ぐのが「TeklaStructures」(トリンブル・ソリューションズ社製)で11%。構造設計CADのデファクトスタンダードだが、BIM設計CADとしても支持が強い。
「その他」の回答には、「T-fas」(ダイテック社製)や「Rebro」(NYKシステムズ社製)などが多くあった。
Q4-1:使用中のBIMソフトに満足していますか? |
「満足」59%、「不満」41%で、「満足」が過半を占めた。
Q5:施工管理用のBIMアプリケーションとして、どの製品を使用していますか?
複数回答可 |
回答の89%を「NavisWorks」(オートデスク社製)が占めた。元々、ビュワーとして開発されているが、多くのフォーマットに対応しているため、施工管理にも活用できる。
「SYNCHRO」(ベントレー・システムズ社製)も2%を占めた。
「その他」回答には、「BIM Collaborate Pro」(オートデスク社製)などが含まれた。
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