2021.3.8
ブルーイノベーション、プラント点検向けドローンのサブスクサービスを開始
1カ月から導入可能、操作講習から運用までをワンストップで提供 |
ドローンを活用した様々なサービスを提供しているブルーイノベーション。
同社はこのほど、石油・ガス、石油化学、製鉄、電力、環境などの各種工場・プラントの施設点検に特化したドローン本体と運用サポートや保守メンテナンスなどをセットにした「工場・プラント資設点検向けドローンのサブスクリプション型サービス」を法人向けに開始した。
近年、工場・プラントでは、設備老朽化による点検数の増加や頻度の向上が求められている。
しかしその実態は、人的資源による目視点検が主流で、多くの現場で、手書きチェックリストが使用されているのが現状だ。このため、点検に多くの人員と時間を要するだけではなく、「作業員が危険な空間に入る必要があり、危険な点検作業が伴う」「足場を組む、クレーンを使うなどの日単位の膨大な点検作業とコストが発生する」「点検結果がデジタル化されず、属人的に管理している」などの課題が浮かび上がっている。
こうした人手依存、効率化の限界、安全性などの課題の解決を目指し、多くの企業が点検作業へのドローンの活用を検討してはいるものの、高額な導入コストと煩雑なメンテナンス、点検作業ができるドローン操縦者が社内にいないことなどが導入の妨げとなっている。
そこで、ブルーイノベーションは、ドローンを活用した施設点検の普及に向け、石油・ガス、石油化学、製鉄、電力、環境、製造などの設備点検に特化したドローン本体と、運用サポートや保守メンテナンスをセットにした、「工場・プラント施設点検向けドローンのサブスクリプション型サービス」を3月中旬から提供する。
このサービスを利用することで、法人ユーザーは、ドローンを所有する必要が無いため、資産計上せずに済む。使用料を経費処理できる財務上のメリットを得ることができる。
また、工場・プラント設備点検にドローンを導入する選択肢が広がることで、状況に応じた柔軟なドローンの導入が可能になり、作業負担や時間短縮、コスト削減、点検の多様化など、多くの利点をユーザーに提供できる。
今後、ブルーイノベーションはドローンのサブスクリプション型サービスの導入を積極的に提案し、ドローンの導入から運用サポートまでをワンストップで提供することで、工場・プラントなどの施設・設備点検作業のデジタル化と安全で柔軟な点検体制、低コストでの点検運用の実現をサポートする。
サブスクリプション型サービスを利用すれば、ドローンの導入から操作方法の習得、運用・管理まで、ドローンによる施設点検を自社で行うために必要なサービスがワンパッケージ(一部オプション)になったサービスを月額35万円より利用できる。
「ドローン本体(ELIOS2)スターターパック」は、ドローン本体には球体の金網で囲われたドローンに、アンテナ延長モジュール(レンジエクステンダー)予備バッテリー、スペアパーツ付に定額内サービスとして、①オンラインによる運用サポート相談、②飛行10時間ごとのメンテナンスサービス、③飛行20時間ごとのオーバーホールサービス、④保険(動産+施設賠償)、修理時の代替機の提供、が用意されている。
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ドローン(EILOS2)によるプラント点検 |
さらにオプションとして、①動画デジタルアーカイブシステム、②追加講習(座学・実技)、③DXサービス(3Dモデル化、デジタライザーションなど)が用意されている。
このほか、国内最多の会員数を誇るドローン業界団体「JUIDA」が監修したドローンパイロット育成プログラムも提供できる。有償オプションとして、「無人航空機操縦技能証明証」ならびに「無人航空機安全運航管理者証明証」「JUIDAプラント点検専門操縦士」の取得も可能だ。
またブルーイノベーションは、「JUIDAプラント点検スペシャリスト養成コース」を提供しており、ドローンを活用したスペシャリストの養成にも取り組んでいる。
【問合せ先】
ブルーイノベーション
〒113-0033
東京都文京区本郷5-33-10
いちご本郷ビル4F
TEL:03-6801-8781
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