| 2020.9.24 
 
        
        
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                | アヴィバがOSIソフトウェアの買収を発表 8月25日の発表に、世界が注目
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                | 今夏のAWDの期間中、最も注目を集めたのが、アヴィバ社によるOSIソフトウェア社の買収だった。8月上旬から買収交渉中であるという報道はあったが、AWD初日の8月25日の発表は注目された。
 
 発表の内容は、アヴィバ社がソフトバンクグループのOSIソフトウェアを50億ドルで買収するというもの。
 
 同じ産業分野で使用されるソリューションだが、アヴィバがソフトウェアを扱うのに対し、OSIはそのデータ管理を扱うソリューションを提供している。OSIソフトの「PI
                System」をアヴィバの包括的なソフトウェアポートフォリオに統合することで、ビッグデータ、クラウド、AIに基づく洞察を推進し、ビジネスの成果を上げることができる統合データ基盤が作成される。
 
 両社は連携して、エッジ、プラント、およびエンタープライズ展開モデルにまたがるフルスタックソリューションを提供し、アヴィバの産業用ソフトウェアベンダーとしての地位を強化できる。
 
 OSIソフトウェアの「PISystem」を使用すると、ユーザーはリアルタイムで運用データを収集、正規化、保存、およびアプリケーション、分析、AIおよびMLプラットフォームにストリーミングできる。「PISystem」は、運用データの単一の記録システムとして機能し、大規模なクラウド対応の規模と企業間でのデータ共有のために設計され、企業の意思決定をサポートする。
 
 OSIソフトのソリューションはオイル&ガス分野でも多く使われており、買収にあたり、アヴィバのクレイグ・ヘイマンCEOは「対象とする顧客がアヴィバと重複することも買収の要因」と記者会見で語った。
 
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