| 2020.5.7 
 
        
        
          | 
            
              
                | 米トリンブル、「Tekla Structures」新バージョンで設計の共同作業を改善 複雑な形状のモデリングをさらに容易に
 |  
                | 米トリンブル社はこのほど、BIMソフトウェアの新バージョン「Tekla Structures 2020」をリリースした。
 
 毎年春に、トリンブルは「TeklaStructures」のバージョンアップを実施しているが、今回のバージョンアップでは、プロジェクトチーム間のコラボレーション強化が実現されるなど、新たな機能向上が図られた
 
 
 音楽と同様に、建設には、コラボレーションが必要だが、プレーヤーが良い演奏をするためには、シームレスに共同作業を行い、適切なタイミングでタスクを完了する必要がある。
 
 多くの新しいコラボレーションを促進するための新たな機能を備えた「Tekla Structures2020」は、完全に調和したBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)におけるストラクチャー設計のワークフローのカギとなる。
 
 「Tekla Structures2020」は、チーム全体がより効率的に連携できるように、生産性を向上させることを目的としている。
 
 最新の機能強化は、さらに優れたコラボレーション、視覚化、および使いやすさに焦点を当てている。
 
 簡単なモデリング、高速な図面作成、安全なリアルタイムデータの共有により、構築可能な業務プロセスで自由に共同作業が可能だ。
 
 
 
 
 トリンブルが扱う「Tekla Structures」は、構造設計から製作・施工のワークフローを効率化するBIMソフトウェアで、構造設計用3次元CADとしてはデファクトスタンダードとして、建設およびプラントエンジニアリング業界などで広く使用されている。
 
 「Tekla Structures2020」では、情報の自由なやりとりが実現されるとともに、コンストラクタブルなBIMモデルの構築とコラボレーションを強化し、設計・建設のワークフローの中心的な役割を担うと同時に、設計・建設・運用名でのライフサイクル全体に変革をもたらすコンストラクタブル・プロセスにおける機能向上が実現された。
 
 
 
 
                  
                    
                      | 複雑な形状のモデリングが容易になるなど、機能を向上 |  「Tekla Structures2020」は、効率的なワークフローを実現する新機能および強化・改善機能が搭載され、生産性の向上、プロジェクトチーム間のコラボレーションの強化を実現する。
 
 主な機能向上は、①複雑な形状のモデリングがさらに容易になった、②鉄筋の詳細設計機能の強化により、ユーザビリティ・操作性・生産性が向上、③型枠のモデリングが簡素化、中空スラブの詳細設計機能が向上、④図面機能の改善により、完成度と作成速度が向上、など。
 
 
 
 また「Tekla Structures2020」のリリース後、コラボレーションプラットフォームである「TrimbleConnect」が間もなく提供が開始される予定だ。
 
 このクラウドベースのソリューションを利用すると、関係者は豊富な情報を持つ建設モデルや図面、スケジュール、プロジェクトに関するその他の情報を、ノートパソコンやデスクトップ・コンピューター、モバイル端末からリアルタイムで共有、レビュー、調整、コメントすることができる。
 
 「Trimble Connect」を利用することで、コンストラクタブルなBIMモデルデータを現場でも活用できるようになる。
 
 同時に、データのやりとりが自由にできるようになり、部門間の垣根が取り払われるため、プロジェクトの各フェーズにおける調整やプロジェクトの管理が容易になる。
 
 建築物やプラントなどの施設の設計には、チーム自体の生産性が求められるが、自由なプロセスで共同作業が可能になった「Tekla Structures2020」では、チーム全体の生産性の向上が実現される。
 
 【問合せ先】
 トリンブル・ソリューションズ
 〒140-0001
 東京都品川区北品川1-1-11
 TEL:03-5769-3351
 Email:tekla.marketing.jp@trimble.com
 
 
 
 |  |  
 
 |  |