| 2018.11.6 
 
        
        
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                | ハイペースで売上伸ばすリアリティモデリングビジネス ドローンの普及と製品の改良で市場を開拓
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                            |  | フィル・クリステンセン 氏 |  写真からモデルを生成できる「CONTEXT CAPTURE」はリアリティモデリングのソリューションとして急速に普及している。その好調な要因は何か、リアリティモデリング担当のバイスプレジデントであるフィル・クリステンセン氏に聞いた。
 |  ENN:リアリティモデリングの事業の状況はいかがですか。
 
 クリステンセン:急速に成長しています。それには3つの理由があります。
 
 一つ目は、ドローンが普及してきて、そこに搭載されたカメラで撮影して、それを「CONTEXT CAPTURE」に取り込んで、モデル化するニーズが増加したからです。
 
 二つ目は、「CONTEXT CAPTURE」を改良して、より質の高いモデルが作成できるようになりました。
 
 三つ目は、詳細なデータを取得できるようになったため、ユーザが設計・建設・操業の各フェーズでデータを活用できるようになりました。
 
 ENN:どのような市場で、販売実績が好調なのですか。
 
 クリステンセン:最も大きな市場は中国です。ここでは、リアリティモデリングが大規模な都市開発に使われています。
 
 二番目に大きな市場は日本です。ここでは、建設業のサイトサーベイに使用されたり、施工管理にも使われています。これによりプロジェクトの進捗が管理されています。
 
 三番目の市場は米国です。建物、橋梁、産業プラントの検査に使われていますが、ペンシルバニア州ではシェルが自社のプラントの管理に使用しました。
 
 ENN:リアリティモデリングのビジネスは今後も成長しそうですか。
 
 クリステンセン:まだまだ成長するはずです。空間情報からモデルを短時間で生成できる技術を、まだ採用していない潜在的ユーザも多い。こうした眠れるユーザを獲得できれば、ビジネスチャンスは拡大するはずです。
 
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