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          | 2017.10.11 
 
            
              
                | シーメンス、ベントレーとの協業で成果 プラント稼働の「見える化」で実績
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                | 「The Year in Infrastructure2017」では、2016年11月にベントレー・システムズと戦略的な提携を発表した、パートナーの独シーメンスのIT部門のトップ、ヘルムート・ルートウィッヒ氏が基調講演を行った。
 
 
                  
                    
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                      |  | シーメンスのIT部門責任者 ヘルムート・ルートウィッヒ 氏
 |  ルートウィッヒ氏は、戦略提携に基づいて、デジタル化された業務フロー、都市のデジタル化など、現在、シーメンスとベントレーが共同で取り組んでいるプロジェクトについて言及した。
 
 そこでルートウィッヒ氏は「物理的にも機能的にも特徴を持つ、ベントレーとシーメンスがデジタルエンジニアリングにおいて協力することで、過去に前例のない、ユビキュタスな関係が生まれている。シーメンスが、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)製品は順調に滑り出している。ベントレーのBIMとの統合により、デジタルツインは新たなレベルに達し、シンガポールのようなデジタル都市の実現を促進してきた。オープン化と相互互換性を両社が約束したことで、両社による開発速度は非常に速くなった」と語った。
 
 ルートウィッヒ氏は、「顧客のバリューチェーンの統合化とデジタル化に取り組んできたが、資産の「見える化」には、ベントレーとシーメンスの協力により、より進化した。また業務フローにおいても、デジタル画像をベントレーのリアリティモデリングソフトウェアの『ContextCapture』によりオペレーションの状況を把握できるようになった。こうした生み出されるベントレーの3DをシーメンスのクラウドベースのIoTシステム『MindSphere』に取り込むこともできる。ここで、ベントレーの『AssetWise』を『MindSphere』に入力すれば、モーターの振動などのプラントの稼働状況を知ることができる。デジタルツインにより、プラントの『見える化』が実現できる」と語った。
 
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