2017.9.4
CST、次世代PMS「ARES PRISM日本語対応版」リリース
国際インフラプロジェクト定番を国内企業に本格展開 |
千代田システムテクノロジーズ(CST)はこのほど、次世代プロジェクトマネジメントシステム「ARES PRISM日本語対応版」をリリースした。
「ARES PRISM」は、米ARES Project Management LLC社が開発した製品で、CSTは日本市場の販売総代理店として、製品販売、導入支援、教育、技術サポートを行っている。
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「ARES PRISM」ディスプレイ |
「ARES PRISM」は世界30カ国以上で使われている世界標準の次世代プロジェクトマネジメントシステム。一般的なプロジェクトマネジメントシステムと異なり、設計・調達・建設工事のサブシステムを網羅しており、プロジェクトの計画段階から完了までのコスト・工数・数量・進捗を統合管理する仕組みを装備している。
特に、電力や鉄道などの社会インフラ建設、防衛・宇宙、プラント建設では、世界的に圧倒的な実績を誇っており、英国クロスレール、ハイスピード2、ロンドン地下鉄など、巨大プロジェクトに関わる関係各社の統合管理プラットフォームとしても採用されている。
その実績と評価から、米国コストエンジニアリング協会(AACEI)の2017年度最優秀賞も受賞しており、日本では、千代田化工建設、東芝プラントシステムなどの企業が相次いで採用した。
CSTは今回の日本語対応版のリリースにより、これまで好調な海外プロジェクト事業への販売に加え、国内プロジェクト型企業の管理システムや、国内の社会インフラ企業への販売を強化する。
「ARES PRISM」は、プロジェクトマネジメントに必要な、見積。コスト管理、設計管理、調達管理、契約管理、現場管理、ドキュメント管理の各システムのほか、ダッシュボード、インテグレータのシステムを搭載している。このため、プロジェクトマネジメント用のシステムを用意することなくプロジェクトマネジメントが可能。
ダッシュボードには、ビジネスインテリジェンス(BI)システムの「Tableau」が搭載されており、単なるレポートではなく、必要な情報をドリルダウンで追跡しKPI分析できる。
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