2017.4.27
オートデスク、日建設計とパートナーシップ
2020年以降のグローバル市場にBIM体制構築 |
米オートデスクはこのほど、日建設計と戦略的なパートナーシップ契約を締結した。
このパートナーシップ契約に基づき、オートデスクは保有するほとんどのソフトウェアのクラウドサービスを日建設計がグローバルに利用できる体制を構築する。特に、両社は東京オリンピック後の2020年以降のグローバル市場を見据えて、都市計画、意匠・構造・設備設計、そして建物維持管理リノベーションに渡るライフサイクル全体の設計フローを支援するBIMと、BIMの情報を効果的に活用する体制・仕組みを構築する。
近年、リアリティキャプチャ、VR/AR(仮想現実/各超現実)などの新しい技術を利用しやすくなり、都市計画や建設分野でも、こうした技術を活用できるようになってきた。
この状況に伴い、オートデスクは、これらの技術をBIMプロセスで活用できるようにする新しい手法を継続的に開発する。一方、日建設計はグローバル市場でグループの総合力を十分に発揮できる新しい業務環境を研究しながら、2020年以降のグローバル市場でのビジネス展開を見据えて、最新技術による新しいBIMプロセスを開発する。
また、NYKシステムズの「Rebro2015」では、Revit のBIMデータを「Rebro2015」のデータに変換して取り込むなどの機能を提供する。 |
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