ベントレー、トプコン・ポジショニンググループと提携 2016.11.4 |
世界的な調査と建設で使用されるポジショニング装置の世界的なリーダーであるトプコン・ポジショニンググループは11月2日、ベントレー・システムズと共同で、「Constructineeering」と呼ばれるサービスを共同で始める。
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トプコン・ポジショニンググループ
レイ・オコナー CEO |
今11月1日から3日までの3日間、ロンドンで開催されている「The Year In Infrastructure 2016」で発表されたもので、トプコン・ポジショニンググループのCEOであるレイ・オコナー氏が基調講演の中で発表した。トプコンとベントレーのソリューションを統合して、クラウド環境において、新たな建設のワークフローにより、効率と生産性を向上させるサービスを提供する。
両社は、かつては不可能だった建設ワークフローを含むサービスを提案する。
ベントレーは、トプコン・ポジショニンググループが提供する「MAGNET Enterprise」環境で「ProjectWise CONNECT
Edition」ユーザーにシームレスでソリューションを提供する。
一方、トプコン・ポジショニンググループは、UAS(無人航空機)により得られた大容量のデータをベントレーの「Context Capture」に取り込めるようにする。
「トプコンとベントレーは、『リアリティ』に関する継続的な表現で進化をともにしている。われわれはともに、たもとを共有することで手を握り合っており、目下、推進する『Constructioneering』により、お客様の利益をより拡大したい。私は戦略的な提携により、プロジェクトにおける調査、エンジニアリング、建設を改善する」と、トプコン・ポジショニンググループのオコナー社長は語った。
これに対して、ベントレー・システムズのCEOであるグレッグ・ベントレー氏は「調査、エンジニアリング、建設の各業態は3次元技術において、別々に進化を遂げてきた。ところが、信じられないことに、データを共同で作成したり、再利用されてことが無かった。トプコン・ポジショニンググループと『Constructioneering』を紹介できる仕事ができることを非常に嬉しく感じている。建設工程におけるデジタルエンジニアリングモデルの活用は、調査においてもより大きな意味を持つ。トプコン・ポジショニンググループは世界のインフラストラクチャのプロジェクトにおいて、『Constructioneering』をより推進する」とコメントした。
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