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ベントレー、「The Year In Infrastructure 2016」を開催
 「AssetWise」Connect Editionを発表、「つながる」ことの
  メリットを強調
                          2016.11.1

ベントレー・システムズは11月1日から3日までの3日間、ロンドンのヒルトン・ロンドン・メトロポールで「The Year In Infrastructure 2016」を開催するが、それに先駆け、10月31日のメディアデーで資産管理ソリューションである「AssetWise」の「Connect Edition」を開発し、今後は「ProjectWise」とともに発売、施設の建設からライフサイクルまでをカバーするソリューションの提供を開始すると発表した。

 
  講演中のCEO グレッグ・ベントレー氏
ベントレーは一昨年の「The Year In Infrastructure」でクラウドサービスによる、「Connect Edition」を発表したが、昨年からベントレーの各製品において「Connect Edition」を発売してきた。

そしてこのほど、資産の効率的な運用を行うためのソリューション「AssetWise」の「Connect Edition」を発売した。

「AssetWise」はすでにベントレーが保有している「eB」「Exor」「Optram」「Inspect Tech」「SUPER LOAD」「APM(アセット・パフォーマンス・マネジメント)」「Amulet」といったソリューションを統合したソリューション。

「AssetWise」において「Connect Edition」が発売されたことで、プロジェクトを効率よく行うソリューション「ProjectWise」との連携が「Connect Edition」上で可能になる。これにより、設備投資に伴うCAPEX施設の運営を効率良く行うためのOPEXにスムーズに連携できるようになる。

CAPEXとOPEXで統合されたデータは、施設のライフサイクル通じて効率を向上できる。これにより、インフラのライフサイクルの効率を向上することが可能だ。設備費用と運営費用が統合されることで、IT(インフォメーション・テクノロジー)とOT(オペレーション・テクノロジー)が統合されて、ET(エンジニアリング・テクノロジー)になるが、「ベントレーのデジタルDNAが、プロジェクトの実施と実施後の資産管理を継続的に行うことを可能にした」という。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)においても、設計・建設から施設運営までのライフサイクルをシームレスにつなぐことができる。

発表にあたり「AssetWise」と「ProjectWise」の統合について「トプコンポジショニンググループ、ビューローベリタス、マイクロソフトなど、ベントレーと協業している企業が高き評価している」と、CEOのグレッグ・ベントレー氏は語った。







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