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ベントレー、AssetWise APMでSAP EAMのデータをデータマネジメント担当者に提供                             2016.9.12

ベントレーシステムズは、SAPのEAM(エンタープライズ・アセット・マネジメント)を使用して作業を行うインテグリティエンジニアに対して、AssetWise APMのデータを提供できるようにした。これにより、RBI(リスク・ベースド・インスペクション)のプロセスのサポートするプログラムを開発が容易になる。

このほどリリースされたソリューションにより、AssetWise APMのSAP Portalビューには、①機器や設備の場所および設備資産 ②機器の設備の場所・設備・運用タスク一覧 ③SAPの保守項目 ④標準保守計画、が表示される。

 SAPのディスプレイ

AssetWise APMのユーザーは、SAP EAMの資産および作業履歴にアクセスが可能なため、地理空間的に資産をナビゲーションし、状態測定値が許容差を超えている場合には、すぐにフィードバックを得ることができる。検査やリアルタイム監視装置から得たすべての状態データを資産健全性ダッシュボードに集約して解析することで、修正措置に関するタイムリーかつ正確な意思決定が容易になる。

AssetWise APMがSAP EAMと認定統合されたことによって、これらのシステムを併用する組織は、資産の信頼性および整合性管理のための予防的プロセスを確実に推進できるようになる。

AssetWise APMの新機能には、この他に戦略開発解析のためのダッシュボードがあり、これらのダッシュボードは、資産の故障と動的測定ポイントに関連するリスクの特定、および事前に特定不可能な場所からのデータの正確な追跡と解析に役立つ。

 
  オフショアの資産管理にも使用できる
AssetWiseは、インフラのオーナーオペレータの資産管理を目的としたソフトウェアで、管理対象は施設や機器だけではなく、最近は地理情報も含め管理できるようになり、交通機関や水道施設などの管理にも利用できる。

またAssetWiseの「CONNECT Edition」は、オーナーオペレータやインフラ資産の管理者に共通データ環境のコンセプトを提供する。インフラ資産の情報を収集するだけではなく、各種用途に利用できるようにすることで、資産管理と資産パフォーマンスのアイデアを拡張できる。

企業の資産のみならず、インフラまで幅広い資産管理に対応している。







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