米SFPE財団、ミシガン大学土木・環境エンジニアリング学部に
無償奨学金 2016.5.19 |
ベントレーシステムズがサポートする、米国のSFPE財団はこのほど、ミシガン大学の土木・環境エンジニアリング学部に対して、「多彩なワイヤレスセンシングと同時に可視化できるインテリジェントな消火活動システム」を研究するプロジェクトを対象に無償奨学金を供与すると発表した。
奨学金の名前は「FDNYアシスタント・チーフ・ドナルド・バーンズ奨学金」と名付けられ、金額は2万5,000ドル。ドナルド・バーンズ氏は、2001年9月11日の同時多発テロによるワールドトレードセンターの破壊により亡くなったが、彼の残したコマンドは、そのまま残された。そしてそのコマンドの目的は、インフラの安全性の向上と消火活動の準備に活用され、統合されたインフォメーション・モデリングの一部として利用できるもの。
奨学金は、ベントレーシステムズにより授与されるもので、2016年度は、差し迫った早期警戒をサポートするとともに、消火活動を同時に実現するためのワイヤレスセンサーネットワークの研究に利用される。
今回の奨学金は、博士号を持つ学生であるポール・ベータ君が提案したもので、これまで使用されてきた古いセンサを、インターネットと結びついたワイヤレスセンサーネットワークに取り換えるのに活用される。このネットワークには、ベントレーの提供するBIMソリューションの可視化、ハードウェア、情報収集プロトコルを利用した情報収集プロトコルが活用される。 |
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