英アヴィバ、「AVEVA Engage」のグローバル展開を発表 2016.3.28 |
アヴィバは昨年10月に、ドバイで開催されたアヴィバ・ワールド・サミットの参加者から高い関心を集めた、新ソリューション「AVAVA Engage」により、グローバル展開すると発表した。新ソリューションには、組織の重要な意思決定者が直感的な操作で素早く必要な情報を入手できる。
近年、装置産業の多くは、厳しい市場環境の影響から、コストの大幅な削減を求められている。これは、市場環境が改善した時に、競争上の優位性と迅速な業績回復を行うためのもので、その一環として、デジタル変革に取り組んでいる。
このデジタル変革をサポートするのが、「AVAVA Engage」だ。エンジニアリング情報管理、超高精細度ビジュアライゼーション、および直感的なユーザインタフェース分野におけるアヴィバの専門技術を融合させることで、設計から運用までをカバーする設備の電子情報モデルとしてのデジタル資産を現実のものとすることができる。最も複雑なデジタル資産から、目的の情報を素早く特定できるため、シンプルな意思決定を支援する。
去る3月1~2日に、開催されたアヴィバ・ワールド・UKユーザ・ミーティングに参加した、アバディーンで仕事をするシェルのデザインセンターの担当者が「AVAVA
Engage」についての利点を発表した。
「AVAVA Engage」は、マイクロソフト社製の84インチSurface Hubなど、完全にタッチ式で最新のUHD/4Kタッチパネル上で動作できる。アーリーアクセスプログラムに参加しているユーザは、「AVAVA Engage」の優位性として、
① 共同での設計レビュー
② 建設可能性のレビュー
③ 試運転計画の作成
④ 中央制御室での作業の概観
⑤ 陸上/海上施設のトラブルシューティング
⑦ 予防保全計画
⑧ 修正プロジェクト計画 を挙げた。
「『AVAVA Engage』は、エンジニアリング業界における経験を多く持つ、アヴィバ独自のノウハウを融合させた、世界でも他に類を見ない製品だ。ソフトウェア開発で、支援してくれる多くの業界トップ企業やアーリーアクセスプログラムに参加している多くの企業により、このテクノロジーが求められていることを改めて認識した。私たちは今後、お客様が様々な方法でデジタル資産にアクセスし、デジタル資産を有効に活用できるようになることを約束する」と、CEOのリチャード・ロンドン氏は語った。 |
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