ベントレー・システムズ、「CONNECT Edition」の先行導入プログラムを開始
ベントレー歴史の第3章の幕開け、新たなエンジニアリング環境を提供
2015.8.18 |
今年創立30周年を迎えたベントレー・システムズがこのほど、新プログラム「CONNECT Edition」の先行導入プログラムを開始した。新プログラムについて、創業者であるCTOのキース・ベントレー氏は「ベントレーの第3章の幕開け」と表現したが、マイクロソフトのクラウドサービス「Azure」により提供されるプラットフォームは、エンジニアリング業務の仕組みまでも変えうる画期的なソリューションだ。まさしく、ベントレーの新たな幕開けを告げる製品に仕上がった。 |
ベントレー・システムズは今年5月、新プログラム「CONNECT Edition」を発表した。
「CONNECT Edition」は、文字通り、「つながる」ための共通環境を提供するもの。マイクロソフト社の「Azure」クラウドサービスを利用して実現されるもので、共通のモデリングのプラットフォーム、データの各プラットフォーム、コラボレーションのプラットフォームが提供される。あらゆるプロジェクトや大規模な企業環境に対応するもので、ハイブリッドコンピューティングを構成するものだ。
ベントレーは6月より、「MicroStation CONNECT Edition」の先行導入プログラムを開始したが、それに合わせて、5月19日のペンシルバニア州フィラデルフィアを皮切りに、「CONNECTION
Event」を世界各地28都市で5カ月に渡って開催中だ。7月16・17日の両日、東京のホテル椿山荘東京でで「CONNECTION Event」を開催した。
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ProjectWise Constrcution Work PackagingServer |
「CONNECT Edition」では、今年は基幹ソフトの「MicroStation」、プロジェクトコラボレーション用ソフトの「Project
Wise」、そしてプロジェクトレビューと解析ソフトの「Navigator」の3種類のソフトの「CONNECT Edition」をリリースした。
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ProjectWise Deliverables Management |
先行導入プログラムである「MicroStation CONNECT Edition 」は、包括的なインフラストラクチャ・デリバリーのための共通モデリング環境だ。
機能コンポーネントや共通化されたドキュメンテーションセンターなどの革新技術により、専門分野の枠を超えたオプショニアリングを可能にする。
また「Navigator CONNECT Edition」アプリケーションは、単なる視覚化の域を超えた、問題解決に結びつく高い可能性をプロジェクト関係者に提供するものだ。
タッチ対応インタフェースを備え、デスクトップ用アプリケーションとモバイル用アプリの両方で利用できる。
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Navigator CONNECT Edition |
モバイル用では、Microsoft、iOS、Andoridに対応している。1日中、何時でも、プロジェクトに関する仕事のすべてをあらゆるデバイスで活用できる「Navigator
CONNECT Edition」は、ユーザにとっての利便性の良さが大いに役立つはずだ。 |
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