インフォア、Estrella社向けInfor M3をアップグレード
ゲーミフィケーションの導入でスムーズに完了 2015.7.17 |
インフォアは、スウェーデン・Estrella社が、基幹業務システム(ERP)であるInfor M3を最新版へ2段階アップグレードしたことを発表した。
Estrella社は、スカンジナビア半島における市場シェアの拡大と急成長するバルト市場でのビジネス拡大を目指すため、Infor M3の最新版バージョンにアップグレード。また、Infor M3の最新版には、パレットラベル認識機能が新たに追加されており、同機能をトレーサビリティ向上とロジスティクスプロセス改善に活かせる。さらに、アップグレードによる業務の中断がないことは必須条件だった。
本プロジェクトでは、社内ユーザがアプリケーションをくまなくテストし、必要な機能が全てそろっているかを確認することがポイントだった。そこで同社はテストの効果を最大化するために、ゲーミフィケーションの要素をInfor
M3内に導入。Infor M3にログインし、特定のタスクを完了できたテストユーザにポイントを付与するというルールを持つ「ゲーム」で実施した。
ゲームのレベルが上がるにつれてプロジェクトも進行し、高得点をマークした人をEstrella 社のイントラネット上で発表することによって、部署間、国対抗で競争意識が生まれたという。また、どのような内容をどの程度までテストしたかを最高情報責任者や経営層が把握できるようにテストプロセス全体をコントロールできたという重要な効果も得られた。
スウェーデン担当営業ディレクターのマルテ・エケダール氏は「エンタープライズアプリケーションで、このようにゲーム感覚で楽しめる新しいアイデアを実施して成果があったのは、非常にエキサイティングなことだ」と、延べた。
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