オートデスク、製造業界向けアプリケーションの新バージョンを発表
「Autodesk Inventor 2016」では他ソフトとの互換性を拡充
2015.4.15 |
オートデスクは、このほど、製造業界向け「デジタル プロトタイプ」アプリケーションの新バージョンをリリースした。
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Inventorで電気制御設計を行っている画面 |
3Dメカニカル設計用アプリケーションである 「Autodesk Inventor 2016」 では、前バージョンでは、ボックスなどの塊からモデリングを始めることができなかったが、新バージョンでは自由な面を作ってサーフェス形状からフリーフォームを作成できるなど、フリーフォームの機能が強化された。
その他にも、
① 他社製CADシステムで作成したファイルをインポートする際にファイルへのリン
クを維持することができ、元ファイルの変更にも反映
② 電気制御設計用の「AutoCAD Electrical」と「Inventor」の双方向で配線・参照・
接続情報の変更が可能
③ 3Dプリンタに出力するための機能を新規搭載
④ 板金設計やアセンブリ設計などの各機能においてユーザ要望に基づく機能改善の実地
といった機能を追加した。
また、シミュレーションでは、各アプリケーション同士のデータ連携を高め、解析モデルの修正、簡略化、形状の追加・変更を反映させるなどの機能を強化。「Simulation
mechanical 2016」 では、SimStudioとの連成、Nastranとの連成を拡張している。 |
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