TOPICS 2019



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※本文は一部を抜粋したものです、詳細はENN誌をご覧下さい。

 【2019/12/10号】
ENAA、「仮想プロジェクトで学ぶ実践力」セミナーを開催
異なる業態から22名の参加者
 エンジニアリング協会は11月21・22日の2日間、セミナー(ENAA)仮想プロジェクトで学ぶマネジメント実践力」を開催した。このセミナーは、協会が実施しているPMセミナーの一環で、今回、初の試みとして行われた。講座では、海外における50億円程度の中小規模のプラント建設プロジェクト(EPCベース、機器+SVなど)を想定し、受講者が同プロジェクトを受注から工事完了まで、プロジェクトコントロールできる実践力を養うことを目的とする。

 【2019/12/10号】
「ごみを燃やさない焼却炉」発刊
プランテック勝井征三会長著、「バーチカル炉」の開発ストーリーを紹介
 環境プラントエンジニアリング企業のプランテックの会長である勝井征三氏が60余年に渡る廃棄物消却技術の開発経緯をまとめて執筆した「ごみを燃やさない焼却炉」が、中央公論事業出版より発刊された。本書は勝井征三氏が廃棄物焼却の黎明期から技術開発に専心し、日本初の機械式焼却炉をはじめ、150以上の廃棄物処理プラントを手掛けながら、独自の厚焚き通気燃焼理論を具現化。

 【2019/10/25号】
「ARES PRISM」シリーズに見積システム「PRISM Estimating」が登場
世界各地のコストデータ、AACEIのコスト見積分類に対応
 エンタープライズ・プロジェクトライフサイクル・ソリューションとして、よく知られている「ARES PRISM」だが、このほど、コスト見積に対応する「PRISM Estimating」が発売された。「PRISM Estimating」は、AACEI(米国コストエンジニアリング協会)のコスト見積分類に加え、概算から入札までの海外プラクティスに対応しているため、グローバルな協業を円滑に実現できる。

 【2019/10/10号】
わが国のLNG取引開始半世紀で開催されたLNG産消会議
JBIC・NEXIがLNG関連ビジネスを積極支援
 9月26日、LNG産消会議が東京のグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで開催された。冒頭、挨拶に立った菅原一秀経済産業大臣は、「今年は、わが国がLNG取引を開始して50周年。当初は経済性があるとは考えられなかったLNG取引だが、現在、LNGは重要なエネルギーになっている。次の50年を見据えて、新たな導入拡大を実現したい」と述べ、化石燃料の中でも、CO2含有量の少ない天然ガスを液化したLNGの導入に意欲を見せた。

 【2019/10/10号】
シンガポールで東南アジア産廃施設市場を見つめるプランテック・アジア・パシフィック
営業・調達拠点として、市場開拓とベンダー発掘に注力
 ごみ焼却プラントメーカーであるプランテックがシンガポールに進出したのは、2015年12月にDOWAホールディングスの子会社から、トゥアス地区向けに産業廃棄物の処理プラントを受注したのがきっかけだった。同和鉱業の子会社、DOWAエコシステム社の現地法人、テクノケム・エンバイロメンタル・コンプレックス(TEC)社(現モダン・アジア・エンバイロメンタル:MAEH社)が新焼却炉の建設を計画、この焼却炉をプランテックが受注した。

 【2019/10/10号】
ベントレー・システムズ、デジタルツインでのBIM推進へ
Bentley Regional Seminar 2019 Tokyo開催
 ベントレー・システムズは9月12日、東京都内で「Bentley RegionalSeminar 2019 Tokyo」を開催した。基調講演には、ベントレー・システムズの津高浩副社長が登壇し、昨年度の業績やベントレーのソリューションを活用したプロジェクトを紹介したほか、「Going Digital(デジタル化)」を実現するためのデジタルツインと題して、その基礎概念を解説した。

 【2019/10/10号】
ブルーイノベーション、球体ドローンの新機種
操縦性・安全性などを強化
 プラントやインフラなどの点検、警備、物流、教育・安全、エンターテインメント向けにドローンの輸入販売から、運転管理システムの構築、パイロットの育成までを手掛けているブルーイノベーションはこのほど、球体ドローン「ELIOS」の最新機種「ELIOS2」を発表した。「ELIOS2」は、独自のセンサと、カーボン製の球体ガードにより、屋内の狭い空間でも飛行が可能という「ELIOS」の特徴を引き継ぎつつ、①高い操縦性・安全性、②撮影性能の向上、③効果的なアウトプット、の3点を強化した。

 【2019/9/25号】
日鉄エンジ、下水汚泥固形燃料化事業の展開が本格化
10年以上の研究開発・利用先開拓が大きな資産へ
 日鉄エンジニアリングは、10年以上にわたり下水汚泥固形燃料化事業の開発に取り組んできた。燃料化技術には「炭化」と「乾燥」の2種類があり、日鉄エンジは一貫して乾燥方式のノウハウを積み重ねてきた。昨今では下水処理施設の老朽化に伴い、新たに燃料化設備を導入するニーズが高まるものの、製造した燃料の利用先確保はいまだにハードルが高い。日鉄エンジは下水汚泥固形燃料のサプライチェーン構築に向けて、取組を強化している。

 【2019/9/25号】
北海道で再スタートを切った月島の単体機器製造事業
日製鋼の室蘭製作所に製造機能を移転
 スチームチューブドライヤー、脱水機、汚泥乾燥機、分離機などを取り扱う月島機械の単体機器製造事業は今年4月、生産効率化を目的に、製造機能を市川工場(千葉県市川市)から、資本関係にある日本製鋼所の室蘭製作所(北海道室蘭市)に移転した。室蘭製作所の第4鉄構工場を賃借しながら機器の製缶・機械加工・組立を行っており、さらには今後、室蘭工場の稼働状況に合わせ、日製鋼から製造を受託することで工場やスタッフの一定の稼働率を確保する。

 【2019/9/10号】

巴鉄工、玉島第二配管工場を竣工
重量物とステンレス配管の加工に対応
 9月2日、水島地区に拠点を持つプラント工事会社、巴鉄工が玉島第二配管工場を竣工した。これまで玉島第一配管工場でカーボンスチール製の配管加工を行ってきたが、隣接地に竣工した玉島第二配管工場は、重量物とステンレス製配管の加工に対応できる。これにより、近年、需要が増加するステンレス配管の加工に加え、重量物の加工にも対応できるようになった。

 【2019/9/10号】
巴バルブ、クラウド活用のバルブ状態監視システムを発売
「Tom Probe Connect」サービスの提供を開始
 巴バルブは、バルブの作動状況を現場で確認できる「Tom Probeシリーズ」の新サービスとして、ウェブ上でバルブの作動状態をはじめとする、バルブの保守保全に関する情報を一括管理するクラウドサービスの提供を開始した。巴バルブは2016年、バルブの予防保全実現のための第一歩として、バルブ作動状態の把握を目的とした、「Tom Probeシリーズ」の販売を開始した。

 【2019/9/10号】
進化する横河電機の「CENTUM VP」
プロセスオートメーションでも進むオープン化
  横河電機は1975年に世界初の分散制御システム(DCS)、「CENTUM」を発売して以来、世界100カ国以上、累計2万7,000システムに採用されてきた。40年以上にわたりプロセスオートメーションを支えてきたCENTUMが顧客の支持を集める背景には、時代に合わせて顧客の要望を反映させている点にある。オープン化・エンジニアリング効率・サスティナビリティに重点を置いて開発を進めるCENTUMの現在を追った。

 【2019/7/10号】
エンジニアリング協会、新理事長に永松TOYO社長
会員数260社超、異業種交流の場としても協会を活用
 エンジニアリング協会は6月28日の理事会で、大下元理事長(現JFEエンジニアリング社長)の任期満了に伴い、新理事長として永松治夫理事長(東洋エンジニアリング社長)を選任した。7月1日に永松新理事長と報道関係者との懇談会が行われた。そこで、永松理事長は「エンジニアリング協会は会員が260社・機関を超えている。

 【2019/7/10号】
シーメンス、高収益事業体への変革目指す
スマートインフラとデジタルインダストリーズに事業を集中、ガス&パワーは別会社化
 シーメンスは売上高190億ユーロ、従業員6万5,000名を擁する「ガス&パワー」部門を分社したうえで、現在、関連会社であるシーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジーと統合する計画を進めている。これにより、シーメンスは再生可能エネルギーから火力発電までのプラント、コンプレッサなどのオイル&ガス関連の資機材を扱う別会社を持つことになる。

 【2019/7/10号】
「SPAR 2019J/第15回3次元計測フォーラム」開催
コンピュータ技術と人間の接点に必要な3次元計測
 レーザスキャナにより3次元情報を取得、それをモデル化する技術は、スキャナそのものが低価格になったこと、またドローンの出現により、空間から3次元情報を取得することも可能になり、その用途は拡大しつつある。さらに最近は、第4次産業革命とも呼ばれる動きが目立ってきている。産業構造が変化するだけではなく、社会構造や人々の生活様式そのものも影響を受け始めている。

 【2019/7/10号】
「メンテナンス・レジリエンス2019」、7月24~26日開催
東京ビッグサイトで、「プラントメンテナンスショー」は43回目
 7月24日から26日までの3日間、東京ビッグサイトで「メンテナンス・レジリエンス2019」が開催される。今回の出展社数は756社。昨年4万4,000人の来場者を集めた同展示会だが、今年は昨年を上回る来場者を見込んでいる。「メンテナンス・レジリエンス」は、「プラントメンテナンスショー」「インフラ検査・維持管理展」を核に、「非破壊評価総合展」「建設資材展」「事前防災・減災対策推進展」「労働安全衛生展」・・・

 【2019/6/25号】
プランテック、独自技術で焼却炉の間欠運転を効率化
新潟県でDBOプロ、プラント完工
 ごみ焼却炉メーカーのプランテックはこのほど、新潟県見附市で焼却炉を完工し、20年間の維持管理・運営を開始した。炉は、1日あたり16時間稼働で処理量38トンの准連続燃焼式ストーカ炉だが、プランテックは独自開発の竪型火格子式ストーカ炉「バーチカル炉」と、乾式反応集じん装置「プランテック式プレコートバグフィルタ」により高効率な間欠運転を実現した。

 【2019/5/25号】
2019年3月期、千代田の最終損失は2,150億円
1,800億円のほとんどを三菱商事が支援
 千代田化工建設は5月9日、2019年3月期の決算発表を行い、最終損失が2,149億円に達しことから、三菱商事と三菱UFJ銀行から総額1,800億円の支援を受けると発表した。同時に、6月25日の株主総会を経て、三菱商事で3月まで常勤執行役員・機械グループCEOを務めていた大河一司氏が代表取締役会長兼CEO、山東理二代表取締役社長が代表取締役社長兼COOに、それぞれ就任する人事などについて発表した。

 【2019/5/25号】
JR東日本コンサルタンツ、メットフォンⅢレシーバー
工場見学向けに化学メーカーなどでも好評
 騒音に溢れた工場内や作業現場の見学では、案内者の声を明瞭に届けるのは難しい。拡声器を使った場合、音量や音源からの距離によって聞こえ方がまちまちで、風の影響も受けやすいなどの難点もある。耳にかけるイヤーハンガーはケーブルが絡みやすく、ヘルメットが被りづらいうえに衛生面も心配だ。せっかく見学に来ても説明が聞こえず装備に気を取られてしまっては、見学者の満足度は低くなり・・・

 【2019/4/25号】
東亜バルブ、ホームページを全面リニューアル
メンテナンスに関する業界初の技術情報サイト「バルブソリューション」も立ち上げ
 東亜バルブエンジニアリングはこのほど、ホームページ(コーポレートサイト)を全面リニューアルした。同時に、業界では初となる専門技術情報サイト「バルブソリューション」、「鋳鋼技術ラボ」および新サービスサイト「TEST LABO」も公開した。東亜バルブのコーポレートサイトのアドレスは「https://www.toavalve.co.jp//」。

 【2019/4/10号】
トレンドマイクロ、2019年事業戦略を発表
IoTビジネスにおける推進強化の柱に「スマートファクトリー」
 トレンドマイクロは日本市場において、スマートファクトリーを対象としたサイバーセキュリティ対策に力を入れる方針を明らかにした。3月27日に発表された「2019年事業戦略」は、①「事業プロセスに沿った組織横断型のセキュリティソリューション」、②「規模や業種に最適なSOC(ソサエティ・オペレーション・センター)支援」、③「IoTビジネスの推進強化」の3つの戦略があり、その中でも・・・

 【2019/4/10号】
「2019 NEW環境展」、4日間で11万5,976人が来場
プランテック、JFEエンジ・鹿島子会社などが出展
 「2019 NEW環境展」が3月12~15日の4日間、東京ビッグサイトで開催され、述べ11万5,976人が来場した。アジア最大級の環境展には、ゴミ処理・発電、水処理、リサイクル、バイオマス、土壌浄化などを手掛ける環境プラントメーカー、機器メーカー、工事会社、ゴミ処理・輸送会社、自治体などが一堂に会した。プラント・エンジニアリング業界からも、ゴミ焼却炉メーカーの・・・

 【2019/3/10号】
衛生重視の医薬・バイオ業界が注目、使い捨て流量センサ
蘭エクフロー社製製品を、サヤマトレーディングが取扱い
 蘭エクフロー社製の液体用ディスポーザブル/シングルユース流量センサは、様々な流量プロセスにおいて、少流量の測定に対応しているセンサだ。ディスポーザブルであるため、製薬、医学、バイオテクノロジーにおける、使い捨て、シングルユース用途向けの革新的なソリューションでもある。シングルユースには、①洗浄工程が不要、②衛生面の確保、③イニシャルコストの削減、④設計変更などに対応可能・・・

 【2019/2/10号】
高田工業所、クラウド型回転機械診断サービスを販売開始
電流情報量診断システム「T-MCMA」を利用
 高田工業所はこのほど、回転機械の診断において、電流情報量診断システム「T-MCMA」を利用したクラウド型回転機械診断サービス「TM-CLOUD」の販売を開始した。このほど販売を開始した「TMCLOUD」は、これまで販売してきた「電流情報量診断システム(TMCMA)」を利用して収集・解析した回転機械の状態データをクラウド上で蓄積することで、いつでも、どこでも回転機器の状態の監視・診断を可能にしたサービスだ。

 【2019/2/10号】
特別業務で海外インフラ事業を支援するJBIC
着実なリスクコントロールを通じたリスク・テイク機能の強化
 2016年度の株式会社国際協力銀行法(JBIC法)の改正に伴い、同年10月からJBICの機能に追加され開始した特別業務。日本政府が進める成長戦略の重点政策である「インフラ輸出」の促進のため、実績を着実に積み上げている。特別業務は、日本企業の海外インフラビジネスへの展開をいっそう後押しすることを目的に、海外インフラ事業を対象にリスク・テイク機能を強化したものだ。

 【2019/2/10号】
JMA、今秋、日本とタイでプラント関連展示会
11月に幕張メッセで「INCHEM TOKYO 2019」、10月にタイでメンテナンス・レジリエンス
 今秋、日本能率協会(JMA)は、日本およびタイで、プラント関連のイベントを相次いで開催する。イベントは、プラント建設に関わる技術の深掘りと同時にライフサイクルを視野に入れた内容だ。11月20~22日には「INCHEM TOKYO2019」が、幕張メッセで開催される。「INCHEM TOKYO」は、2年に一度開催される、化学産業を中心としたプロセス産業およびプラント設備、エンジニアリング技術などを扱う総合展示会だ。

 【2019/2/10号】
トレンドマイクロ、ビジネスメール詐欺対策の新技術を発表
AIが癖を学習・分析してなりすましメールを防ぐ
 トレンドマイクロはこのほど、ビジネスメール詐欺対策の新技術「Writing Style DNA」を発表した。この技術は、AIがメール作成者の書き方や癖を分析して、なりすましメールを防ぐものだ。トレンドマイクロは本技術を搭載したクラウドアプリケーション向けセキュリティサービス「Trend Micro Cloud App Security」を提供する。

 【2019/1/25号】
コンセッション事業と、アジアで受注上積みするJFEエンジ
上水道でもコンセッション、アジアの注目はシンガポール
 2019年3月期もゴミ焼却炉の受注が好調なJFEエンジニアリングだが、今後は上下水道のコンセッション事業と、アジアで計画されているゴミ発電プラントや水処理プラントの受注で上積みを図る。コンセッション事業は、政府、都道府県、地方自治体といった公共団体が、空港や道路などの公共インフラの所有権を保有したまま、事業・運営・開発といった運営権を一定期間、民間企業に売却する事業だ。

 【2019/1/10号】
「仕事は『段取りとスケジュール』で9割決まる!」発行
飯田剛弘著、明日香出版社刊
 「今日こそは予定通りに仕事を進めたい」「定時に帰って家族との時間を大切にしたい」「スキルアップのため自己研鑽に励みたい」そんな希望を抱きながらも、突発的な業務や会議が入ったことで今日も残業が確定。はたまた、普段からToDoリストを駆使しつつマルチタスクで一生懸命やっているのに、いつも締め切りぎりぎりだ。改善したいけれどどうしたらいいか分からず困っている。こんな思いを抱えている方は多いのではないだろうか。





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