TOPICS 2014



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※本文は一部を抜粋したものです、詳細はENN誌をご覧下さい。
 「計測展2014OSAKA」 開催、11月19日〜21日グランキューブ大阪で
 注目された、ネットワーク時代を実感させる通信プロトコル                
【2014/12/10号】
 去る11月19日から21日までの3日間、一般社団法人日本電気計測器工業会 (JEMIMA) が主催する 「計測展 2014 OSAKA」 がグランキューブ大阪 (中之島・大阪国際会議場) で開催された。
【HART協会とフィールドバス協会の統合の目的を説明】
今回の 「計測展 2014 OSAKA」 のテーマは 「未来が、動きだす」。 インターネット普及により、多くの情報がネットワークでつながるようになった昨今、計測機器やセンサもネットワークにつながるようになった。 こうした中で、計測データを送信する通信プロトコルに関する話題も、今回の展示会では集中的に取り上げられた。


 アスペンテック、aspenONEソフトウェアV8.7をリリース
 製造およびサプライチェーンに新たな基準                          
【2014/11/25号】
 プロセス産業向けソフトウェアおよびサービスの米アスペンテクノロジーは、 「aspenONE Manufacturing and Sypply Chain V8.7ソフトウェア」 をリリースした。 新ソフトは、高度プロセス制御コントローラ (APC) を実現するもので、これにより、石油・ガスおよび化学品会社の課題に対処し、プラントの運転パフォーマンスを継続的に最大化するとともに、可視性の向上により、意思決定を強化してサプライチェーンを最適化できる。


 日本能率協会、プロセス産業向け設備・機械メーカのASEAN進出を支援      【2014/11/10号】
 視察交流事業 「ASEAN販路拡大支援パッケージプログラムinシンガポール」 を来年2月開催
 一般社団法人日本能率協会 (JMA) は、日本企業のアジアビジネスを支援する 「アジア共・進化」 事業の一環として、来年2月3〜6日の4日間、シンガポールでプロセス産業向けの設備・機械メーカを対象とした視察交流事業 「プロセス産業向け設備・システムASEAN販路支援拡大パッケージプログラム in シンガポール」 を初めて開催する。


 エンジニアリングシンポジウム2014、開催
 宇宙探査機 「はやぶさ」 から、シェールガス、水素まで                   
【2014/11/10号】
 一般財団法人エンジニアリング協会 (ENAA) 主催の 「エンジニアリングシンポジウム2014」 が先月29日、日本都市センター会館 (東京都千代田区) で開催された。 34回目となる今大会のテーマは、「世界の持続的成長に向けて〜未来を拓く日本のエンジニアリング〜」。 冒頭に挨拶に立った、ENAAの高橋 誠理事長 (新日鉄住金エンジニアリング社長) は、「わが国は、世界経済の成長を支える役割の一翼を担っている。 今後もその役目を果たすためには、エンジニアリング業界が各国のインフラ整備に貢献することが求められる」 「当シンポジウムを、エンジニアリング産業の役割を見つめ直す機会にしてほしい」 と述べた。


 英国大使館、英国エネルギー・テクノロジー・イノベーション・ショーケースを開催
 2020年に向けた再生可能エネルギーの展望と取組を紹介                  
【2014/10/25号】
 去る10月9日、駐日英国大使館科学技術部は、「英国エネルギー・テクノロジー・イノベーション・ショーケース」 を駐日英国大使館で開催した。 今回のセミナーでは、科学的に裏打ちされた新エネルギーを有する企業や大学の紹介とともに、2020年までの再生可能エネルギー分野における展望が講演され、英国の再生可能エネルギーへの取組が紹介された。


 島田電機、防爆LED照明の販売で攻勢
 韓・東部ライテック社の新製品を本格的に売込                          
【2014/10/10号】
 島田電機はかねてから、韓国の東部ライテック社製のLED照明の販売に力を入れてきたが、省エネ効果の高いLED照明の需要は今後も増加傾向にあると判断、積極的な営業活動を行う。
【60Wと80Wの新製品が登場】
東部ライテック社は韓国財閥系の東部グループの1社。 3〜160Wの幅広い防爆LED製品をラインナップしている。 また部材の約65%が日本製で、特に、チップは豊田合成や日亜化学から調達している。 さらに、わが国の産業安全技術協会 (TIIS) の型式認定を取得しているのに加え、水素防爆にも対応している。


 プラント統合運転管理アプリケーション 「j5」 ワークショップ開催
 すでに国内47サイトで導入、技術伝承にも効果的                        
【2014/10/10号】
 去る9月26日、東京コンファレンスセンター品川で、プラントの統合運転管理アプリケーション 「j5 (ジェイ・ファイヴ)」 の日本では初めてのワークショップが開催された。 「j5」 は、本社をグレートブリテン島とアイルランドの間に浮かぶマン島に置き、技術拠点を南アフリカのケープタウンに持つj5インターナショナルにより開発されたプラントの統合運転アプリケーション。 運転ログ、申し送り帳、作業指示、掲示板、イベント管理などの機能を持ち、これらアプリケーションで記録した各情報を視覚的なオーバービュー形式として表示できるダッシュボードも用意されている。


 日本インターグラフ、「CAU2014」 を開催
 インターグラフ米本社、アジア大洋州地域拠点から幹部も参加                
【2014/10/10号】
 去る9月30日、日本インターグラフは、ICAS (Intergraph CADCWorx & Analysis Solutions) 製品を対象とした 「CAU (CADWorx & Analysis University) 2014」 を開催した。 インターグラフのICAS事業は、2010年に買収したCOADE社の製品により展開されるもので、配管応力解析ソフトの 「CAESARU」 をはじめ、3次元CADの 「CADWorx」、圧力容器設計の 「PV Elite」 などの製品群を持つ。 「CAU」 は昨年も開催されたが、今回の 「CAU2014」 は、インターグラフの米国の本社、アジア大洋州のリージョナルヘッドクォーターからも幹部が参加、力の入った内容になった。


 ENAA、会員企業に協会活動に関するアンケートを実施
 8割近い会員企業が協会活動に満足感                              
【2014/10/10号】
 エンジニアリング協会は平成23年度に137社だった会員企業数を平成26年度に178社に増加させた。 この増加の要因は、エンジニアリングシンポジウムといった大規模イベントの開催とともに、頻繁に講演会を開催するといった日頃からの地道な活動による所が大きい。 それでは、これらの活動が会員企業には、どのように受け止められているのか。 このほど、会員企業に 「協会事業活動に関する会員アンケート」 を行い、実態の把握を試みた。


 PMシンポジウム2014、開催
 PMの最新動向から、3Dプリンタ、農業について講演                      
【2014/9/25号】
 去る4・5日の両日、特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ) 主催の 「PMシンポジウム2014」 が、タワーホール船堀 (東京都江戸川区) で開催された。 17回目を迎える今大会のテーマは、「創造が明日を拓く〜進化するPM〜」。 プラント・エンジニアリング業界をはじめ、IT、製造、医療、金融、流通業界などにおけるプロジェクト・マネジメントの最新動向が紹介され、2,000人強の参加者が耳を傾けた。


 複数の焼却施設を少人数で遠隔監視
 JFEエンジが遠隔監視サービスを開始                               
【2014/9/25号】
 JFEエンジニアリングはこのほど、複数のゴミ焼却施設を少人数で監視する遠隔監視サービスを開始した。 すでに、新潟新田清掃センター (新潟県新潟市、日量110トンのストーカ炉3炉、発電出力7,800kW)、クリーンプラザふじみ (東京都調布市、144トンのストーカ炉2炉、9,700kW) で採用されているが、オペレータが2名ずつの4班体制で24時間監視している。


 ABB、525kV地中・海底送電ケーブルを開発
 再生可能エネルギーの送電、FLNGプラントへの電力供給にも対応             
【2014/9/25号】
 ABBはこのほど、525kVの送電を可能にする、地中・海底送電ケーブルを開発した。 525kVの送電は、直流送電用架橋ポリエチレン絶縁ケーブルでは世界記録だ。 ケーブルの送電可能容量が2倍になり、遠隔地の再生可能エネルギーの系統への導入はもとより、FLNGプラントへの電力供給などに活用できる。


 ISA100ワイヤレスユーザセミナーを水島で開催
 導入事例では信頼性を確認、課題は導入コストの削減                     
【2014/9/25号】
 去る9月4日、岡山県倉敷市の 「水島愛あいサロン」 で、「工業用無線規格、ISA100ワイヤレスユーザセミナー」 が開催された。 セミナーでは、ユーザーから導入事例が紹介され、それに伴う問題点も指摘されるなど、意義深いものになった。
【信頼性への懸念は払しょく】
今回、導入事例紹介を行ったのは、旭化成ケミカルズ、JX日鉱日石エネルギー、新日鉄住金エンジニアリングの3社。 これら3社の事例紹介の内容で共通していたのは、使用において懸念されていた問題が起こらなかったことだ。


 ABB VENTYX、変革期のわが国電力市場に参入
 「イノベーションを日本に適合」 をビジョンに、アセットヘルスソリューションを提供      
【2014/7/25号】
 ABB VENTYXが、エネルギー業界向けアセットヘルスソリューションで日本市場に再参入した。 「VENTYX」 といえば、欧米では電力などエネルギー業界向けEAM (企業資産管理) システムで抜群の実績を持つITベンダーだ。 2000年代初めに、前身のインダス・インターナショナルが日本市場に参入、原子力や火力発電所向けにEAMシステムを売り込んできた。 その後、2010年5月にABBがVENTYXを買収したのをきっかけに、実績を築けなかった日本市場から一端、撤退した。 米エクセロン、仏EDFなど、世界的にも有力な電力会社を顧客に持ちながら、日本市場で受け入れられなかったのは、EAMソフトの持つ業務フローと日本のメンテナンスワークのミスマッチだった。 そのVENTYXが、ABBグループの一員として日本市場に帰ってきた。


 ENAA、功労者賞受賞者を発表
 TOYO、千代田〜日揮、三菱日立パワーなどが受賞                       
【2014/7/10号】
 一般財団法人エンジニアリング協会 (ENAA) はこのほど、平成26年度 「第34回エンジニアリング功労者賞」 の受賞者を発表した。 グループ表彰 (国際協力) に選ばれた東洋エンジニアリング (TOYO) の 「サウジアラビア王国原油井戸元設備改修改善提案プロジェクトチーム」 は、サウジアラビアとクウェートの国境に位置するカフジ地区鉱区で、「油田・ガス田の設備計画」 を作成した。


 オートデスク、「AutoCAD Plant 3D 2015」 を発表
 小幅なバージョンアップにとどまったものの、ライブラリ機能の改善で生産性を向上    
【2014/7/10号】
 オートデスク社が毎年行う、基幹CAD 「AutoCAD」 のバージョンアップに伴う 「AutoCAD Plant 3D 2015」 の機能拡張は、例年のバージョンアップに比べ、小規模な内容にとどまった。
ライブラリーの部材データに重量を追加  「AutoCAD Plant 3D 2015」 の機能は、配管モデルをはじめ、機器モデル、架構モデル、およびP&ID図、配管図、アイソメ図、プロット図の作成だ。 このほかに、設計データに基づいた部品表 / 集計表も出力できる。


 IFS、施設のライフサイクルをカバーするPMSが好調
 オフショア施設の管理でも高い評価                              
【2014/7/10号】
 この10年ほど、年率6%前後の経済成長を遂げているバングラデシュ。 高度経済成長を背景に今、バングラデシュでは急ピッチで不動産開発が進められている。 この不動産開発の中心にいるのが、現地大手建設会社、ラングス・グループだ。 同グループの不動産開発業者である、ラングス・プロパティーズ・リミテッドはこのほど、スウェーデンのERPソフトウェアベンダーであるIFSからプロジェクト管理ソフト 「IFSアプリケーションズ」 の導入を決めた。


 重工・シーメンスがアルストム買収で対抗案
 買収成立・破談のいずれでも重工・シーメンスは関係強化へ               
【2014/6/25号】
 GEが仏アルストムの買収提案したのに伴い、去る6月16日、三菱重工業とシーメンスは共同で、アルストムに対して、共同提案を提出した。 提案の骨子は、アルストムがフランスの大手上場企業として、現在の事業の大部分を保持するとともに、その持続性を向上させ、エネルギー輸送のグローバルプレーヤーとしての地位基盤を強化することを目的としたもの、と重工・シーメンスは言う。


 ドメイン制のシナジー効果に期待する三菱重工
 4ドメインで事業説明会                                      
【2014/6/25号】
 三菱重工業は去る6月10日、「エネルギー・環境」、「機械・設備システム」、「交通・輸送」、「防衛・宇宙」 の4ドメインでそれぞれ、事業説明会を行った。 4月1日付でドメイン制に移行。 全社の事業を4ドメインに集約したが、各ドメイン長はそのシナジー効果に期待を寄せた。


 グレインLNGターミナルのキャパシティを売り込む英ナショナルグリッド
 日韓で新たな顧客探しに注力                                  
【2014/6/10号】
 去る3月24日から27日まで、ソウル郊外の国際展示場 「KINTEX」 で開催された 「GASTECH2014」。 出展はしていないものの、会場では英国ナショナルグリッドの重役レベルの社員が精力的に営業活動を行っていた。 ナショナルグリッドがこの世界トップクラスのガスの国際展示会に訪れたのには大きな理由があった。 その理由とは、同社が持つグレインLNGターミナルの顧客の拡大だった。 世界的な活発化が予想されるガスビジネスだが、ナショナルグリッドもその拡大に向け、新たな取引先を求めている。


 XVL技術のラティス・テクノロジーが大容量点群処理に参入
 エリジオンと技術提携、「XVL Studio InfiPoints」 を開発                  
【2014/6/10号】
 3Dデータの超軽量化を実現するXVL技術のラティス・テクノロジーが大容量点群の処理に参入した。 すでに、大規模点群の活用技術を持つエリジオンと技術提携し、軽量3DのXVLと、現物を計測した点群とを統合したソリューションを開発、本格参入を果たした。


 第10回コストエンジニアリング 「入門セミナー」、開催
 三菱重工のものづくり戦略などについて業界関係者・OBが講演             
【2014/6/10号】
 日本コスト工学会は先月21日、三菱化学エンジニアリング本社 (東京都中央区) で、第10回コストエンジニアリング 「入門セミナー」 を開催した。 三菱重工業の大坂 弘美氏、日立造船OBで現在はシー・アンド・シーエンジニアーズ代表取締役の福井 勉氏、千代田化工建設元常務取締役・海外営業本部長、コスモエンジニアリングや台湾のCTCIなどで顧問を歴任した、セニョールプラン代表取締役の山田 将博氏が登壇。 それぞれの体験をもとに、プロジェクトを実行する際の留意点について、講演した。


 アスペンテック、aspenONE V8.5をリリース
 新機能でユーザーの収益性をさらに改善                            
【2014/6/10号】
 生産性を向上する新機能 アスペンテックはこのほど、製造・サプライチェーン向け 「aspenONEソフトウェアの最新版V8.5」 を発表した。 今回のバージョンアップでは、「aspenONE Process Explorer」 「aspen ONE PIMS Platinum」 「aspen Petroleum Scheduler」 といった新機能が搭載された。


 TAKADA、エレクトロニクス関連設備でトータルソリューション
 プラント・エンジの技術をベースにエレクトロニクス分野で存在感              
【2014/6/10号】
 プラント建設、メンテナンス工事を手掛ける高田工業所 (TAKADA) がエレクトロニクス分野で、ユニークな事業を展開している。 超音波カッティング装置、薬液供給ユニットなど、自社開発の装置を扱うが、そのベースとなっているのが、プラント・エンジニアリング事業で培われた技術だ。


 「西日本製造技術イノベーション2014」 6月18〜20日に開催
 西日本総合展示所新館で、2万人の来場者を見込む                    
【2014/6/10号】
 「西日本製造技術イノベーション2014」 が、6月18日から20日までの3日間、北九州市小倉北区の西日本総合展示場新館で開催される。 北部九州に集積する自動車・加工組立産業をはじめ、幅広い製造業分野を対象に開催するもので、今回は、地域中小企業に産業用ロボットの導入を促進するための紹介コーナーをはじめ、医薬工連携に代表される他業種との連携による新ビジネスの創出をテーマにしたセミナーを開催する。


 改善への期待高まる防爆認定制度
 TIISが 「IECEx」 試験機関に認定、労安法改正で海外認定機関にも認可へ     
【2014/5/25号】
 石油・石油化学などのプラントには、防爆エリアが存在することが多いが、その防爆規制に関する制度が今、変わろうとしている。 変わる点は、@わが国唯一の防爆検定機関である産業安全協会 (TIIS) が国際認証である 「IECEx」 の認証機関および試験機関に認められたこと、A外国に立地する検査機関の日本での登録が認められること、の2点だ。


 三菱日立、独シーメンスと合弁
 高炉からプロセスラインまで、一貫対応                             
【2014/5/25号】
 三菱日立製鉄機械が来年1月、独シーメンスと、製鉄プラント事業の合弁会社を英国に設立することが正式に決まった。 従来の圧延設備に加え、製鋼関連の製品を拡充したい三菱日立と、事業規模の拡大を狙うシーメンスの思惑が一致。 三菱日立と、シーメンスがドイツ、オーストリア、米国などに持つ製鉄プラント事業を分割・集約し、合弁会社を設立する。


 GEがアルストムの重電プラント部門を買収へ
 アルストムが提案を受け入れ                                   
【2014/5/25号】
 去る4月30日、アルストムがGEとエネルギー部門で買収交渉に入ったことを公式に発表した。 買収交渉が明るみになったことで、独シーメンスが対向の買収案を提示するなどの動きがあるが、事態はGEの買収提案の実現に向け、着々と進んでいる。 ある業界筋は 「GEによるアルストムのエネルギー部門の買収は揺るがないだろう」 と言う。 GEとアルストムがエネルギー部門で統合されれば、年間売上高4兆円規模の大型重電プラントメーカーが誕生することになる。


 TOYOグループのポリマー系プラントのEPC拠点、トーヨー・コリア
 グループ向けと韓国国内の独自受注を両輪に最高効率                   
【2014/4/10号】
 東洋エンジニアリング (TOYO) の展開する 「Global Toyo」 体制で、ソウルにあるトーヨー・コリアはポリマー系プラントのEPC拠点だ。 かつては、TOYOの設計・調達のサポート的な機能を担っていたが、現在は、TOYOグループのポリエチレン (PE) やPP (ポリプロピレン) といったポリマー系プラントのEPCを担うとともに、韓国国内で独自に受注したプロジェクトのEPCを実施するエンジニアリング企業として活躍している。


 高圧ガス設備の耐震強化を要請
 経産省が、産構審保安小委員会で                                 
【2014/3/25号】
 「高圧ガス設備の耐震強化で、またコストがかかる。 政府の支援をお願いしたい」 去る3月10日、第5回 「経済産業省の産業構造審議会保安文化小委員会 (委員長:小林 英男 横浜国立大学客員教授) が開催され、政府から高圧ガス設備を持つ事業者に対して 「これまでの想定を超えるような巨大地震が発生すれば、最悪の場合、事業所外の公衆、公共財産、環境に対して損害を与えるリスクがある設備について、優先的に耐震強化に向けた対応を行うべく要請する」 という内容の要請が出された。


 日本政府、新エネルギー基本計画案を発表
 原子力をベースロード電源と明記                                  
【2014/3/10号】
 日本政府は、去る2月25日、原子力関係閣僚会議を開き、エネルギー基本計画の新たなる案をまとめた。
 政府案では、原子力をベースロード電源としたが、現実的な判断と言える。原子力をはじめとする各エネルギー源は、それぞれ長所と短所を持ち合わせている。現在、安定的かつ効率的なエネルギー需要構造を一手に支えられるような単独のエネルギーは存在しないという前提に立って、いかなるときにおいても、安定供給が確保された需要構造を実現するためには、エネルギー源ごとの長所を最大限に発揮し、短所を他のエネルギー源で補完していく、エネルギー・ミックスが急務となっている中で、現時点では適切な判断が下されたと言える。


 KL〜シンガポールの高速鉄道、2014年末入札へ
 多い不確定要素に、実現を不安視する声も                            
【2014/3/10号】
 マレーシア・シンガポール両政府が共同で、2020年の開業を目指して、両国間を結ぶ高速鉄道の建設を計画している。 入札は2014年末を予定しているが、すでに日独仏で鉄道システムの売込で熾烈な戦いが始まっている。 わが国では昨年12月、安倍晋三首相がマレーシアのナジブ・ラザク首相と会談。 日本の新幹線技術をトップセールスで売り込んだ。 民間企業でも、住友商事の中村邦晴社長がラザク首相に対し、高速鉄道を含むインフラ整備での協力を約束した。 この他にも日立製作所、三井物産などが興味を示しており、システム運用ではJR東日本が前向きに対応している。


 IFS、製造現場の可視化ツール 「IFSマニュファクチャリング・ビジュアライザー」 を発売
 日本では第2四半期から本格販売                                  
【2014/3/10号】
 ERPなどの製造業向けのシステムベンダーであるスウェーデンのIFSはこのほど、「IFSマニュファクチャリング・ビジュアライザー」 を日本市場で発売すると発表した。 リリース時期は、2014年第2四半期 (4〜6月) を予定している。 新ツールは、製造現場の運用責任者や管理者に、資材のアベイラビリティ、機械の負荷など、様々な視点から製造状況に関する、リアルタイムの情報を提供できる。 複数のソースからデータを収集し、製造プロセスの現在の状況を可視化してモニタできるため、製造するアクションを迅速に実行に移すことが可能だ。


 英国風力発電セミナー&レセプション、開催
 風力発電に携わる英国企業の経験と展望を紹介                         
【2014/3/10号】
 去る2月24日、英国貿易投資総省と英国大使館貿易・対英投資部主催する 「英国風力発電セミナー&レセプション」 が、英国大使館大使公邸で開催された。 現在英国において、風力発電の開発に携わっている企業がそれぞれの技術や現在取り組んでいる課題に対するソリューションを将来的な展望とともに伝え、100名弱の参加者は熱心に耳を傾けていた。


 スペシャリティを売物にする英国企業 (4) VEテクノロジー
 天然ガスのサンプリング・分析を短時間で実現                           
【2014/3/10号】
 日本企業との協業も視野
 イングランドの西部、ウェールズの国境近くにあるソールズベリー。 この地に本社を置くVEテクノロジー社は、天然ガスのサンプリング・分析を迅速に行うことができるシステムを持つユニークな企業だ。 事業は、サンプリング・分析システムの販売から、これらシステムを活用した分析サービスまで、一貫して対応できる。 従業員6名の家族経営だが、英ナショナルガスをはじめ、有力ガス会社やエネルギー企業にも納入実績がある。


 三菱日立パワーシステムズ、発足
 EPC事業強化でGE・シーメンスと差別化                               
【2014/2/25号】
 2月1日に設立された、三菱日立パワーシステムズ (MHPS) の設立説明会が、去る2月12日、開催された。 そこで強調されたのは、三菱重工業と日立製作所の火力発電事業を統合することによる事業の拡大とシナジー効果の発揮はもとより、EPC事業の強化だ。 この火力発電事業の、ライバルである米GEや独シーメンスが単体売りを中心とするビジネスを展開するのに対し、MHPSはターンキー受注にも対応し、特色を出す。


 スペシャリティを売物にする英国企業 (3) Spencer Ogden
 ハンティングで顧客ニーズにマッチした人材を派遣 差別化戦略で設立4年で急成長   
【2014/2/25号】
 設立4年で世界各地に拠点
 Spencer Ogdenは、設立から4年で世界各地に拠点を設けるようになった人材派遣会社だ。 「人材派遣」と言えば、会社に登録されている人材を顧客の求めに応じて派遣するのが一般的だが、Spencer Ogdenのビジネスは、必要に応じて人材のハンティングまでを手掛ける、総合的なリクルーテイングサービスだ。 こうした一味違った人材供給により、この4年間で急成長した。


 CST、1月23日に 「EPMユーザーセミナー2014」 を開催
 ニーズ変化に伴うEPMシステムの新たな可能性を紹介                    
【2014/2/10号】
 去る1月23日、東京品川のNTTインターシティで、千代田システムテクノロジーズ (CST) は、「EPMユーザーセミナー2014」 を開催した。 例年、年初に行われるこのイベントだが、今年の講演発表はすべて、日頃、EPMソリューションの販売を行っているCSTのエンジニアたちが行った。 最近のニーズ変化に伴う、EPMシステムの新たな可能性を紹介する有意義なものになった。


 P+F、日本法人設立25周年で記者会見
 革新的技術で時代の変化をビジネスチャンスに!                        
【2014/2/10号】
 PA (プロセスオートメーション) およびFA (ファクトリーオートメーション) のシステムおよび機器ベンダーである、PEPPRL+FUCHS (P+F) の日本法人であるピーアンドエフ社はこのほど、創立25周年の記者会見とパーティーを開催した。 創立25周年を機会に、ドイツ・マンハイムの本社から、CEOのギュンター・ケーゲル氏が来日、記者会見を行った。


 第32回JCCP国際シンポジウムで人材育成について議論
 ベトナム・中東諸国から国営石油会社関係者がパネラーに                  
【2014/2/10号】
 去る1月29・30日の両日、国際石油交流センター (JCCP) は、「第32回JCCP国際シンポジウム〜次世代に向けての石油産業の挑戦〜」 を開催した。 シンポジウムでは、石油・ガスの市場やトレーディングについてもテーマとなったが、2日目の午前には第一分科会 「時代の要請に応える経営戦略と人材開発:座長 / 日揮・取締役副社長:山崎 裕氏」 が行われた。 同分科会では、パネリストとして、ベトナムからはビンソン石油精製・石油化学社長兼CEO・ディン・ヴァン・ゴック氏、オマーン石油精製・石油産業会社人事部長ノファル・サイド・カミス・アル・サルディ氏、UAEアブダビ石油精製 (TAKREER) 戦略企画・事業開発部長アブドラ・イブラヒム・アル・マルズーキ氏、クウェート国営石油精製 (KNPC) 訓練・キャリア開発部長サミ・フセイン・マララ氏、そして日揮執行役員・経営統括本部長代行・野原 延孝氏が登壇した。


 アスペンテック、V8シリーズで機能アップ
 一つのシミュレータで流体と固体のプロセスシミュレーションを実現             
【2014/2/10号】
 プロセスシミュレータなど、プロセス産業向けソフトウェアおよびサービスのアスペンテックは、昨年実施した 「aspenO」 のバージョンアップにより、アクティベーション機能を拡充するなど、製品の大幅なパワーアップを実現した。


 スペシャリティを売物にする英国企業 (2)  Stapleton International社
 プロジェクトに伴う紛争解決のワンストップソリューションを提供
 契約から遂行まで、一貫したコンサルティングサービスを提供                 
【2014/2/10号】
 プラントや建築物を建設するプロジェクトには、顧客とコントラクター間のトラブルをはじめ、様々なリスクが付きまとう。 そんな各種の問題をプロジェクトの初期段階から適切に管理するサービスを提供しているのがイングランド北部のダーリントンに本社を置くコンサルティング企業 Stapleton International社だ。


 海外建設プロジェクトで本格的に普及するBIM
 韓国コンサルティング企業がBIMサポートで成果                         
【2014/1/25号】
 海外で本格普及期に入ったBIM
 BIM (ビルディング・インフォメーション・モデリング) は、わが国の建設・エンジニアリング業界でも、珍しい用語では無くなった。 とは言うものの、わが国国内ではBIMの使用が強制されているわけではない。 顧客の求めに応じて、採用したり、建設・エンジニアリング企業が生産性を向上させるために自主的に活用しているのが実態だ。


 スペクトリス、計測・制御機器のeコマース事業を開始
 製品検索から購入まで、製品カスタマイズにも対応                        
【2014/1/25号】
 英国の精密機器メーカー、スペクトリス社の日本法人はこのほど、計測・制御機器のeコマース事業を開始した。 15日付で、米国の計測・制御機器メーカーであるオメガエンジニアリング社の一部を母体に、社内にオメガエンジニアリング事業部を設立し、新事業に進出した。


 スペシャリティを売物にする英国企業 (1)  Optimus (Aberdeen) Ltd.&Optimus Projects
 独自ツールによるコンサルティングでオフショア開発をサポート
 建設から設備廃棄まで、ライフサイクルに対応                          
【2014/1/25号】
 スコットランドのアバディーンは、北海油田開発の拠点として現在でもにぎわっている。 ここでは、多くのデベロッパーがエネルギーの開発を手掛けているが、これらの開発をサポートしている企業の中に、アバディーンに本拠を置くコンサルティング企業がある。 アバディーンに本社を置くコンサルティング企業は大小様々だが、その中には昨年7月に千代田化工建設が買収したエクソダスもある。


 国内市場の飽和と海外市場開拓の必要性が突き動かした日造グループ再編
 アタカ大機の事業所は当面、存続                                  
【2014/1/10号】
 昨年11月28日の、日立造船グループ再編の発表は、時代の流れの中で起こった必然だった。 その必然を引き起こしたのは、「国内市場の飽和に伴い、海外に市場を求めなければならない」 という現実である。 発表そのものは驚きを持って受け止められたかもしれないが、冷静になれば、当然の経営判断だった。




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ENN編集部