マレブル・ダクタイルおよびステンレス製バルブ他を製造する日立バルブ。 国内市場を中心に展開するが、熾烈な競争の中、競争力を確保する目的で、海外生産にシフトしてきた。
現在では生産高の6割が海外生産だ。 しかしこのところ、海外生産シフトに歯止めをかけようとしている。 社長の徳永 正道氏も 「これ以上、海外に出さない。
雇用を守るために、やれることはすべてやる」 と言う。 生産拠点の海外シフトを進めてきたが、「『ものづくり』 を捨てたら、メーカーではなくなる」
という信念から、生産ラインを見直し、国内生産の効率向上にも着手している。 日立バルブによる 「ものづくり」 の 「あるべき姿」 の追求が始まっている。
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