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ENGINEERING IT ONLINE |
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ブルーイノベーション、プラント点検向けドローンのサブスクサービス開始
1カ月から導入可能、操作講習から運用までをワンストップで提供 |
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ドローンを活用した様々なサービスを提供しているブルーイノベーション。同社はこのほど、石油・ガス、石油化学、製鉄、電力、環境などの各種工場・プラントの施設点検に特化したドローン本体と運用サポートや保守メンテナンスなどをセットにした「工場・プラント資設点検向けドローンのサブスクリプション型サービス」を法人向けに開始した。
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アヴィバが示した「持続的成長に不可欠なデジタル」
「AVEVA WORLD DIGITAL」をオンラインで開催 |
時代の進化とともに、企業には、環境、人権などへの配慮が求められる。これらを十分に配慮したうえで、企業は持続的成長を目指すが、これを実現するうえでデジタルが大きな役割を果たす。アヴィバは1月27
日、国連グローバル・コンパクトネットワークに加盟、人権・労働権・環境・腐敗防止に関する10 原則を順守する意思を表示した。この10 原則の維持を遵守するうえで、デジタルはどのような役割を果たすか、「AVEVA
WORLD DIGITAL」のプレスイベントとして行われたパネルディスカッションでは、企業の持続的成長とデジタルの関係が明示された。
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2月25日号【特 集】
「エンジニアリングITアンケート 2021」
プラント設計CADでは、ハイエンドよりも普及型がシェアを拡大
新型コロナ感染拡大で在宅での利用が増加 |
小誌が毎年、この時期に実施している「エンジニアリングITアンケート」だが、この1年間、エンジニアリング業界も新型コロナウイルスの感染拡大への対応に追われた。その中で、エンジニアリングITソフトウェアは、汎用タイプが普及し始めている。価格的に安価であるうえに、機能的にも向上。ハイエンドソフトウェアとの差も縮まってきている。また今後は世界的にプロジェクトが小型化する傾向にある。この傾向は、普及型ソフトウェアのシェアを高めるきっかけになるはずだ。
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アヴィバ、「PDMS」の後継アプリケーションとして「E3D」を強化
各種設計に対応も、統合型ソリューションの利便性を追求 |
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アヴィバは、プラントエンジニアリング業界にも普及した3次元CAD「PDMS」の取り扱いを2024年に終える。そこで目下、力を入れているのが後継アプリケーション「E3D」の売込だ。「E3D」の「E」の意味は「Everything」。エンジニアリングに必要なすべてのアプリケーションが統合されている。
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「AutoCAD Plant 3D」を中核としたプラント業界ソリューション
高いコストパフォーマンスで、幅広い用途に対応 |
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オートデスクのプラント業界向けソリューションは、配管/プロセス設計の「AutoCAD Plant 3D」を中核に、建屋設計の「Autodesk
Revit」、機械/設備配管の「Autodesk Inventor」といったアプリケーションなどにより、製品群が構成されている。さらにレビューソフトの「Autodesk
Navisworks Manage」は、設計の確認に活用できる。
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構造設計3DCADのデファクトスタンダード
クラウド環境での情報共有、自動設計に向けた機能強化にも対応 |
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トリンブル・ソリューションズの構造設計CAD「Tekla Structures」はこの分野のデファクトスタンダードと言えるソフトウェアだ。マルチマテリアルに対応し、あらゆる建設情報を有する正確な3次元モデルを作成・統合・管理・共有できる。
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中小規模プロジェクト向けCAD、3種類をラインナップ
国産CAD「EyeCAD」は、わが国のエンジ業界にも浸透 |
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プラント設計用CADでは、専業大手エンジニアリング企業などで使用が多い「Smart3D」を扱ってきた日本インターグラフだが、徐々にその戦略を変更せざるをえなくなってきた。その理由は「Smart3D」を必要とするような大規模プラントの建設プロジェクトが減少している反面、中小規模のプロジェクトやプラントの改造などの・・・
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60秒で1,000本の高速自動ルーティングが可能
ベテラン配管エンジニアのノウハウをデジタル化 |
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昨年8月、千代田化工建設とスタートアップのARENTが折半出資により設立したPlantStreamは、プラントの空間設計に特化した自動設計システムを世界に向けて販売している。プラント設計は、上流のプラント設計、機器、電気、制御設計の設備設計、そして空間設計の2種類の設計にに分けられる。
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構造設計3DCADのデファクトスタンダード
相互互換性の重視が資産のライフサイクルをサポート |
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ベントレー・システムズは、自社のエンジニアリングITの発展の歴史を、「図面」「モデル」「データ」の3段階と定義づける。現在は、データの時代だが、そこで重視されるのが「デジタルツイン」だ。「デジタルツイン」は、リアルな世界にあるフィジカル資産をヴァーチャル空間に・・・
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ベントレー・システムズ、「YII2020」をオンラインで開催
9月のナスダック上場後初のイベント、デジタルツインをアピール |
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ベントレー・システムズが毎年秋に開催しているイベント「The Year in Infrastructure2020(YII2020)」が今年はオンラインで開催された。メインイベントは10月20日前後に集中したが、カテゴリー毎にベントレー製品の活用を競うコンペティションのファイナリスト・・・
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9月23日の上場を機会に3名のエグゼクティブを採用
SAP・オートデスクなどの勤務経験者で豊富な実績 |
9月23日の上場はベントレー・システムズを人的にも補強したと言えるだろう。この上場を機に、チーフプロダクトオフィサー、チーフサクセスオフィサー、チーフマーケティングオフィサーの3名のエグゼクティブを採用した。新たな人材の採用について、グレッグ・ベントレーCEOは「ベントレー・システムズは、非公開企業として36年間の成長を遂げ、その間、多くのことを成し遂げてきた。
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パンデミックでより加速したデジタル化
オイル&ガス・プロセス分野では、資産管理ソリューションが好調 |
「パンデミックが発生する以前は、デジタル化はすべての大企業の最優先課題だったが、中小企業でもデジタル化に目を向けるようになった」ベントレーのグローバルマーケティングダイレクターで、オイル&ガス、プロセス・発電部門を管掌する、アン-マリー・ウォルタース氏は、パンデミックがデジタル化をさらに加速した状況を実感している。
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アスペンテック、「aspenONE V12」を発売
AIで安全性・環境影響・信頼性および収益性を改善 |
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アスペンテックはこのほど、「aspenONE」の最新バージョンである「aspenONE V12」を発売した。「Aspen Hybrid Models」を組込み、AI機能により、プロセス産業の環境影響・信頼性・および収益性を改善し、目標達成のあり方を変革した。
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パンデミックリスクを軽減したデジタル化
アヴィバが8月25・26 日にAWDを開催、デジタル化先進企業が強調 |
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パンデミックは、装置産業や設備を提供するエンジニアリング・コンサルティング企業にどのような影響を与えたか。今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、世界各地で企業の事業活動が停滞した。しかし、事業活動の停滞は経済の減速を意味するが、デジタル化によりその影響を軽減できないか。
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アヴィバがOSIソフトウェアの買収を発表
8月25日の発表に、世界が注目 |
今夏のAWDの期間中、最も注目を集めたのが、アヴィバ社によるOSIソフトウェア社の買収だった。8月上旬から買収交渉中であるという報道はあったが、AWD初日の8月25日の発表は注目された。発表の内容は、アヴィバ社がソフトバンクグループのOSIソフトウェアを50億ドルで買収するというもの。
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プラント屋内設備点検に「新たな眼」を提供するブルーイノベーション
ドローン・インテグレーターとして、サービス提供 |
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ドローンを活用した、プラントの点検では、これまで目視できなかった箇所の点検を可能にするというメリットがある。ドローン・インテグレーターのブルーイノベーションは、スイス・フライアビリティ社と業務提携契約を締結し、同社のドローン「ELIOS」によるプラントの点検サービスを行っている。
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2月25日号【特 集】
「エンジニアリングITアンケート 2020」
3次元CAD、ヘビーユーザが支持する「PDMS」「SP3D」
クラウド使用は、ほぼ半数が禁止 |
3次元CADの使用は、企業数だけを見れば、「EyeCAD」が最も多く使われているが、使用本数の多いユーザからの指示は「PDMS」「SP3D(SmartPlant
3D)」が多い。「PDMS」や「SP3D」は、大型プロジェクトの配管設計などで使用されることが多く、施工に強い「EyeCAD」とは性質も役割も異なる。また今回のアンケートでも、44%の企業がいまだにクラウドの使用を禁止している。しかし、IoTの時代になってクラウドの使用を禁止していては、時代の流れに乗り遅れるだけだ。業界のエンジニアリングIT活用は「周回遅れ」と言わざるをえない。
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主要ベンダーが揃ってライフサイクルソリューションに注力
経営統合・協業で、各社ソリューションが密接に連携 |
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近年、エンジニアリングITソリューションが、プラントのライフサイクルをカバーするようになってきた。アヴィバはシュナイダー・エレクトリックと経営統合して、エンジニアリングITソリューションとシミュレータが機能面でも統合された。ヘキサゴンPPMとアスペンテックも協業により、この動きを追った。
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「TeklaStructures」の建設ライフサイクルソリューションで生産性を向上 |
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トリンブル・ソリューションズが提供する「TeklaStructures」は、建築の構造設計のデファクトスタンダードと言われるほど、普及している。プラントにおいても、構造物の設計に使用されることが多い。設計の生産性を向上するための、多くの機能に対応しているのが特徴だ。
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日本インターグラフ ダイレクター 大坂 宏 氏
属人的なプラントオペレーションをデジタル化
オペレータの経験不足を補う運転管理ソフト「j5」 |
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今年1月、エンジニアリングITソリューションのヘキサゴンPPMが、プラントの運転管理ソフトのj5インターナショナル社を買収した。この買収により、EPCに関するソリューションを豊富に揃えるヘキサゴンPPMはプラントの運転管理を対象にするソリューションを獲得したことで、プラントの稼動後のO&Mに対応できるようになった。
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属人的な運転管理をシステム化した「j5」
国内では日本インターグラフが提供、70サイトに納入 |
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今年1月、ヘキサゴンABは、運転管理システムのj5インターナショナルを買収した。これまでヘキサゴングループでは、ヘキサゴンPPMがプラントのEPCに対応するソリューションを提供して多くのユーザを獲得してきたが、O&M(オペレーション&メンテナンス)の・・・
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「YII2019」でベントレー・システムズが示した維持・管理ソリューション
APMシステムが好調、マシンラーニングにも対応 |
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ベントレー・システムズは10月22日から24日までの3日間、シンガポールのマリーナ・ベイサンズ・コンベンションセンターで、「Year in
Infrastructure(YII)2019」を開催した。設備の新設よりも、既存設備の効率的な活用へのニーズが高まる時代を反映して、ベントレーも設備のAPM・・・
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エネルギーとスマートインフラ部門で進む、ベントレーとシーメンスの協業 |
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ベントレー・システムズと独シーメンスが業務提携契約を締結したのは2016年。その後、2018年8月には、シーメンスがベントレーの株式の9%を取得し、資本・業務提携契約が締結された。それから1年強が経過、提携により、新たな製品・サービスが徐々に生み出されている。
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資産の効率的な維持・管理を目指す、プラント系ソリューション
「PlantSight」でデジタルツインからAIまで対応 |
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ベントレー・システムズはこのところ、施設やプラントなどのインフラストラクチャばかりではなく、その維持・管理に力を入れている。プラント分野でも、その方針に変わりはない。バイスプレジデントで、アセットパフォーマンス&リライアビリティを・・・
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オイル&ガスから洋上風力にシフトしたオフショア構造解析ソフト「SACS」 |
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ベントレーのオフショアの構造解析ソフトウェア「SACS」はこの分野のデファクトスタンダードとして、幅広く活用されている。しかし、その対象分野は、従来のオイル&ガス分野から洋上風力発電分野にシフトしている。「SACS」を担当する、バイスプレジデントのラオウル・カープ氏は「従来、『SACS』のビジネスは・・・
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アヴィバ、「AWS 2019」をシンガポールで開催
統合18カ月、「Unified Engineering」をアピール |
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9月16~18日の3日間、シンガポールのマリーナベイサンズ・コンベンションセンターで「AWS(アヴィバ・ワールド・サミット)2019)が開催された。2018年3月に、エンジニアリングITソリューションのアヴィバとシュナイダーエレクトリック社のインダストリアル・ソフトウェア部門が統合され生まれた新生アヴィバ。
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統合型エンジニアリングでオペレータにより接近したアヴィバ
プレスブリーフィングでは、ユーザーがDX導入の課題を議論 |
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2018年3月の、シュナイダーエレクトリック社の産業用ソフトウェア部門との経営統合により、「UnifiedEngineering(統合型エンジニアリング)」を前面に打ち出した事業を展開するアヴィバ。
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アヴィバ、シュナイダー・ソフトウェアとの統合で機能強化
シミュレータを加え、ライフサイクルソリューションがパワーアップ |
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2018年3月の、アヴィバとシュナイダーエレクトリック・ソフトウェアの事業統合により、エンジニアリングとプロセスシミュレーションツールの統合が可能になった。従来のエンジニアリングツールにシミュレータの機能が加わることで、設計はより詳細になり、設備の無駄を削減できる。
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プラントライフサイクルに注力し始めたヘキサゴンPPM
「HxGN SDx」シリーズでプラントライフサイクルに対応 |
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ヘキサゴンPPMはこのところ、プラントのライフサイクル管理ソリューションの提供に力を入れている。今年1月には、プラントの運転管理のためのソフトウェアでは世界的にリーディングカンパニーであるJ5インターナショナルを買収した。
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提携・買収で高付加価値化する「AssetWiseスイート」
有力顧客の声も反映、広がる可能性 |
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資産管理システムとして「AssetWiseスイート」を提供するベントレー・システムズ。早い時期から、設備のライフサイクルに着目し、稼働後のO&M(オペレーション&メンテナンス)に対応したソリューションを提供してきた。
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トリンブル、「Tekla Structures 2019」でユーザビリティを向上
ユーザからの要望も開発に反映、図面の新機能も充実 |
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トリンブルの「Tekla Structures」は、誰もが認める3次元の構造設計ソフトのデファクトスタンダードだ。このほど発表された最新バージョン「Tekla
Structures2019」では、モデリングのユーザインタフェースやモデルビューが改善され、複雑な構造物がより正確にモデリングできるようになった。またユーザの要望も開発に反映しており、その完成度はより高まった。
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ライフサイクルにフォーカスするエンジニアリングITベンダー
設計データの活用で操業効率を向上 |
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エンジニアリングITベンダーによる、施設のライフサイクル管理が活発に展開されている。かねてから、施設のオーナ・オペレータは、施設の設計データのハンドオーバーを求めてきたが、その最大の目的が設計・建設情報を操業&保全に生かすことだ。
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2月25日号【特 集】
「エンジニアリングITアンケート、常識になった3次元CAD使用」
常識になった3次元CAD使用
相変わらず多い、クラウド使用禁止企業 |
以前から、3次元CADの使用は常識になっていた。しかし最近は、3次元CADデータを稼動後のO&Mに活用する傾向が強くなっている。設計・施工で作成されたCADデータは、ライフサイクルに渡って使用され、設備の稼動とメンテナンスの効率化に役立つようになってきた。そのためのツールも開発され、CADベンダーの買収目的がライフサイクルソリューションの品揃えになっていることも珍しくない。3次元CAD使用が常識にできなければ、スタートラインに立てない時代になった。
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エマソン オートメーション ソリューションズ ラル・カルサンバイ執行社長
新テクノロジー提案で、EPCエンドユーザーをサポートするエマソン
設備のライフサイクルを視野に入れたMACとしても役割 |
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インターネットにより、あらゆる物がつながるようになった今日、プラントの制御システムも新たな時代を迎えた。プラントの操業に伴い発生する事象については、すべてバーチャルな世界で確認でき、トラブルを未然に防ぎ、操業効率を向上できる。また、こうしたデジタルツイン環境を提供するうえで・・・
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