Cover Story 2009



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 ※本文は一部を抜粋したものです、詳細はENN誌をご覧下さい。
 サウジアラビア、ペトロ・ラービグ計画で竣工式
 日サ協力の象徴的プロジェクトが完工                          
【2009/12/10号】
 年産135万トンのエタンクラッカーなど、プラントの規模は世界最大級の規模を持つ。 安価なサウジで産出される天然ガスを原料に、エタンクラッカーでエチレンを生産、そのエチレンから誘導品を生産する。 住友化学とサウジ・アラムコによる合弁企業 「ペトロ・ラービグ社」 のプラント建設プロジェクトが去る11月8日、竣工式を迎えた。 日本とサウジアラビアの協力関係を象徴すべきプロジェクトの竣工式には、日本、サウジアラビアの両政府を始め、多くの関係者が列席した。


 千代田、わかもと製薬向けに点眼製剤設備を完成
 グローバルGMPに対応、無菌保証実現にRABSを採用               
【2009/11/25号】
 千代田化工建設と千代田テクノエースが建設を進めてきた、わかもと製薬第二点眼製剤棟がこのほど完工した。 2007年11月に設計を開始し、ほぼ2年間に渡りプロジェクトが進められた。 このプロジェクトで注目されるのは、無菌保証を実現するためにわが国で初めてRABS (Restricted Access Barrier System) が採用されたこと。 このシステムの採用により、汚染リスクも最小限に抑えられた。 千代田もこの成果により、医薬品プラントのコントラクターとして新たな評価を獲得した。


 新日石根岸製油所にバイオETBEプラントが完成
 TEC・NIPPOコーポレーションが建設                           
【2009/11/10号】
 去る10月26日、新日本石油精製の根岸製油所でバイオETBEプラントの竣工式が行われた。 当日は台風20号が関東地域を襲い、竣工式は激しい風雨の中、行われた。 バイオETBEは、日本政府が進めるバイオガソリンの普及の一環でもある。 強い風雨の中強行された竣工式だが、わが国の環境政策においても重要な意味を持つプラントの完成となった。 このプラントを建設したのは、東洋エンジニアリング (TEC) と新日本石油グループの建設エンジニアリング企業NIPPOコーポレーション。 バイオガソリンプラントという新しい事業領域がエンジニアリング業界にも加わった。


 IHI、米国ルイジアナ州にLNGターミナルを完工
 アーカーソリューションとJV、パートナー戦略で成果                   
【2009/10/25号】
 IHIはこのほど、ノルウェーのエンジニアリング企業、アーカーソリューションとのジョイントベンチャー (JV) で米国ルイジアナ州のハックルベリー近郊にLNGターミナルを完工した。 契約発効直後にサイトをハリケーン・カトリーナが襲うなど、ルイジアナ州は 「ハリケーン銀座」 と異名を取るほど、ハリケーンが頻繁に通過する。 様々な難条件を、JVを構成する両社が良好な意思疎通で克服、成果を上げた。 が、わが国最大のLNGターミナル・コントラクターであるIHIも最近の市場環境の変化から、事業戦略を転換する必要性が高まってきた。 一つのプロジェクトにおける成果は、新たな戦略のスタートになりそうだ。


 電機・プロセスシステムの供給で効率向上するABB
 ノルウェー向け大型LNGプロジェクトで実績                        
【2009/10/10号】
 最近のプロジェクト大型化の動きは、なかなか停まらない。 そうした中で、これまでパーツへの対応だけで済んできた電機品や計装品の供給でも、パーツ供給からシステム対応へと顧客ニーズが変わってきた。 こうしたシステム供給の先駆的なグローバル企業がABBだ。 世界各国に様々な製造拠点を持ち、各拠点からパーツを調達、エンジニアリング込みのシステムとして供給する。 電機・計装品のシステム供給を実現したベンダーとして、その成果は無視できない存在である。 ABBはノルウェーのスタットオイル・ヒドロ社が建設した大型LNGプラント建設プロジェクト向けに電機・計装システムを納入。 プロジェクト効率を向上させた。


 IHI、住金和歌山向け高炉を完工
 新第1高炉で若手を育成、新第2高炉へ                          
【2009/9/25号】
 去る7月17日、住友金属工業の和歌山製鉄所で新第1高炉が稼動した。 これは住金が和歌山製鉄所で取り組んでいる上工程の更新計画の一環で、わが国唯一の高炉プラントメーカーであるIHIが設計・施工した。 現在、わが国の高炉プラントメーカーはIHI1社のみ。 今回のプロジェクトは、若手エンジニアをOJT (On the Job Training) で教育する恰好プロジェクトになった。 ベテランエンジニアと若手エンジニアを組ませ、プロジェクトを実行した。 また、用地制限や環境規制の厳しいプロジェクトだったが、IHIは住金などと密に連携することで対応した。


 千代田、水島LNG基地増設プロジェクトを順調に遂行中
 既設から65万時間無事故・無災害、 2011年春の完工目指す             
【2009/9/10号】
 新日本石油精製鰍フ水島製油所構内でLNG受入基地を運営する水島エルエヌジー。 第一期プロジェクトとして、千代田化工建設が2006年に容量16万のタンクによるLNG受入基地を完工した。 現在、進められているプロジェクトはその増設プロジェクトで、既設と同規模のタンクを増設する。 水島製油所は千代田がグラスルーツで建設した製油所。 千代田にとっては、歴史的にも慣れ親しんできたサイトだ。 このサイトで進む増設プロジェクトだが、新たにチャレンジする要素も少なくない。 既設から65万時間無事故・無災害が継続しているサイトだが、プロジェクトは 2011年の完工に向けて着々と進められている。


 「創造性」 と 「生産性」 を実現する新日鉄エンジニアリングの新オフィス
 3拠点を品川区大崎に集約、研究所は千葉県富津市に                 
【2009/7/25号】
 去る7月21日、新日鉄エンジニアリングの新オフィスが品川区大崎に移転した。 これまで、大手町、相模原、新宿の3拠点に分散していた事業所を集約、研究所を除く機能が新オフィスに集結した。 「高レベルの 『創造性』 と 『生産性』 を実現する」 ことを目的に計画された新オフィス作りだが、オフィスには 「コミュニケーションとコラボレーション」 を図る、さまざまなくふうがある。 各フロアに設けられた 「コラボスペース」 や16Fの最上階の 「食堂・多目的スペース」 は、活用次第で新たな活力を生み出す可能性を秘める。


 モジュール輸送に本腰入れる日之出郵船
 豪LNGプロジェクト向けにタイから輸送を開始                       
【2009/7/10号】
 4月、日之出郵船の重量物輸送船 「シーバロン」 によるLNGプラント向けモジュール輸送が始まった。 目的地は西オーストラリア。 豊富な自然のある地域のプロジェクトでは、環境保護を目的に現地工事の削減が求められる。 英フォスター・ウィーラーが受注したプルートLNGプロジェクトでは、タイのヤードでモジュールを製作し、それを輸送してプラントを建設する。 そのための輸送が今、佳境だ。 来年1月まで計10航海が予定されているモジュール輸送だが、環境保護の観点から今後も需要の高まりが予想される。 日之出郵船はモジュール輸送を差別化戦略と位置付け、力を注ぐ。


 IHIメタルテック、近く新ストリップキャプター完工
 省エネ・低コスト生産に威力、世界の電炉メーカーも注目                 
【2009/6/25号】
 IHIメタルテックは今、米の電炉メーカーのヌーコア向けストリップキャスターの建設で大詰めを迎えている。 新設備は、電炉で溶かされた溶鋼から直接鋼板を製造する。 従来の設備のように、加熱炉や複数の圧延機を必要とせず工程を短縮しているため、エネルギー消費量、CO2排出量が少なく、生産コストも圧縮できる。 大幅な省エネと低コスト生産を可能にする新技術の受注は今回が2件目だが、IHIメタルテックは実用化に20年間の年月を費やした。


 富士電機、インドネシアで世界最大規模の地熱発電完工
 世界シェア40%、さらに拡大へ                                 
【2009/6/10号】
 2009年2月、単機容量117MW、世界最大規模の地熱発電所が完工した。 富士電機システムズが住友商事とともに受注したインドネシアのワヤン・ウィンド地熱発電所2号機だ。 地熱発電では世界で約40%のシェアを誇る富士電機システムズ。 他の重電メーカーにない特色を打ち出すため、地熱発電に注力してきた結果、トップクラスの実績を築き上げた。 インドネシアでの実績数は今回のワヤン・ウィンド2号機を含め、合計6案件、8基となる。


 顧客と二人三脚で作る三造・環境エンジ
 効率的な処理、リサイクル網の確立などを提案                        
【2009/5/25号】
 三井造船の焼酎粕リサイクル設備が受注好調だ。 1997年の初受注から現在までの受注実績は10件。 三和酒類向けには、現在建設中のプラントを含め3件の実績がある。 好調な受注の背景には、三造独自の 「ライフサイクル・ソリューション・サービス (LSS)」 がある。 顧客ニーズに合わせて設備を設計するだけではなく、焼酎粕のリサイクル事業そのものを顧客とともに具体化している。 焼酎粕の効率的な収集、効果的な処理・リサイクル、リサイクル品の販売先の開拓などに関する提案が評価され、顧客からの信頼も高い。


 効果的なVOCガス排出対策を実現する膜分離装置
 三菱化学エンジが中国・大連欧科の技術で実績                        
【2009/5/10号】
 環境省もその排出抑制に乗り出しているVOC。 石油化学業界でも未反応のオレフィンガスの排出に伴いVOCが排出される。 この排出抑制を効果的に実現するため、中国の大連欧科社は、膜を活用したVOC膜分離装置を8年前から、中国国内で売り込んできた。 コンパクトで長時間の連続運転が可能な装置だが、この技術に三菱化学エンジニアリングが着目、3年前から大連欧科と輸入代理店のハイケム社と共同で国内向けに売り込みを行ってきた。 VOC排出抑制は環境省の重点課題でもある。 今後も新たな活躍の場の創出が期待される。


 日本GTL研究組合、GTL実証プラントを竣工
 CO を原料に活用する国産技術 Japan-GTL プロセス開発が実証段階に       
【2009/4/25号】
 天然ガスから石油製品を生産するGTLプロセス。 すでにマレーシア、南アフリカ、カタールなどで商業プラントが稼働している。 が、わが国では天然ガスに含まれるCOを原料に活用する新プロセスが開発された。 日本GTL技術研究組合はプロセス開発の最終段階である実証運転のためのプラントをこのほど竣工した。 CO排出規制が強化される昨今だが、天然ガスの新たな利用に道を開く新技術の研究開発も最終段階を迎えた。


 景気対策で倍増する公共投資をねらえ
 下水処理の高度化、焼却炉の更新プロジェクトに期待                     
【2009/3/25号】
 景気が低迷する中、政府や地方自治体が、公共投資に本腰を入れ始めた。 麻生太郎首相も自治体などに、複数年間に渡る公共事業を前倒しで進めることを推奨している。 ここで創出されるビジネスチャンスを逃すのは許されない。 業界各社も水処理、焼却炉の更新プロジェクトの受注に全力を傾ける。 プラントライフサイクルに渡る提案、地元での雇用の創出などで、受注を引き寄せる。


 サハリン2 LNGプラントが竣工
 千代田・TEC JVが完工、国交省も表彰                              
【2009/3/10号】
 わが国のプラント輸出史上においても、画期的なプロジェクトが完工した。 サハリン2LNGプロジェクトの竣工式が去る2月18日、ロシアのメドベージェフ大統領、麻生太郎首相列席の下、行われた。 6年以上に及ぶプロジェクト期間中には、予期せぬトラブルに見舞われることもあった。 しかし、これらを現地業者の経験や海外サブコンの機転で克服。 プロジェクトは成功裏に終了した。 このプロジェクトの成果を国土交通省も高く評価、3月9日には 「ジャパンプロジェクト国際賞」 が授与された。 関係者の苦労に報いる式典も催された。


 TEC、サウジにもEGプラントでプロジェクト遂行の底力
 プロジェクト需要期に970万時間の無事故・無災害                        
【2009/2/25号】
 東洋エンジニアリング (TEC) はこのほど、サウジアラビア YANSAB向けに建設してきた EGプラント (年産70万トン) を完工した。 ワーカー不足、資機材納入の長期化などから、1年以上の遅れになるプロジェクトが頻発する中で、TECもほぼ半年遅れの完工となった。 旺盛なプロジェクト需要期に、調達やワーカーの手配を迅速に行い、大きな遅れは出さなかった。 しかも970万時間の工程を無事故・無災害で終えた。 TECのプロジェクト遂行力の底力も見せた。


 猛毒PCB漏洩を完璧に防いだPCB処理施設
 新日鉄エンジが、室蘭製鉄所内に完工                                
【2009/2/10号】
 新日鉄エンジニアリングの環境ソリューション事業部は昨年、北海道室蘭市に日本環境安全事業 (JESCO) 向けのPCB廃棄物処理プラントを完工した。 JESCOが計画する北海道PCB廃棄物処理施設設置工事向けだ。 このプラントの設計で新日鉄エンジは、毒性の高いPCBを漏洩させないことを最優先にした設計を行った。 その一環として安全計装システムを導入するなど、きめ細かく対応した。 新日鉄エンジは、プロジェクトで蓄積した安全設計のノウハウを、現在遂行中の北九州PCB廃棄物処理施設設置工事 (第2期) にも活用。 今後は、環境ソリューション事業部のみならず、海洋・エネルギー事業部、製鉄プラント事業部などに活かすことも期待されている。


 新日石室蘭製油所でキュメン製造設備が稼動
 プラント建設はNIPPOコーポレーション 45万時間無事故・無災害を達成           
【2009/1/25号】
 昨年10月、新日本石油の室蘭製油所にキュメン製造設備が完工した。 プラントを建設したのは新日石グループの建設・エンジニアリング企業であるNIPPOコーポレーションのエネルギー事業部。 サイトが北海道で厳寒期に現地工事ができないなど、困難な条件を克服する必要があったプロジェクトだが、45万時間無事故・無災害で完工した。 この実績はNIPPOコーポレーションにとっても大きな自信になった。 ユーザー系エンジニアリング企業の仕事としても大きな成果だ。



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ENN編集部