Cover Story 2008



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 ※本文は一部を抜粋したものです、詳細はENN誌をご覧下さい。
 ABB、北京で 「ABB Technology Days」 開催
   セミナーと展示で、最重要市場にアピール                  
【2008/12/10号】
 ABBにとって、中国は最も重要な市場の一つだ。 初めて製品を納入したのは実に101年前。 以後1974年に香港法人、1979年に北京事務所の設立を経て、1994年には北京に現地法人を設立した。 現在では中国国内に27の現地法人と38の営業拠点を持つネットワークを築き上げている。 グループ全体の売上高の1割以上を中国で上げる。 この場所で行われた3日間のイベントは、ABBの中国におけるプレゼンスの高さと浸透度の深さを示した。


 木村化工機、内部交換型蒸留塔 「HIDiC」 の実用化にめど
   従来比60%以上の省エネ効果、3,000基の更新需要睨み攻勢      
【2008/11/25号】
 木村化工機が従来機種に比べ、60%以上の省エネ効果を持つ内部熱交換型蒸留塔 「HIDiC」 の実用化にめどを付け、本格的な受注活動を開始した。 HIDiC の仕組みは、蒸留塔内部に熱交換器を設置することで、濃縮部の圧力を回収部より高めることにより濃縮部から回収部に熱を移動させ、液は濃縮部で凝縮させて発生させるというもの。 従来、蒸留塔の外にあった熱交換器を内部に設置することで、高い省エネ効果を実現している。 すでに2008年から京都議定書の第一約束期間が始まっており、CO 排出削減を急がなければならない今、画期的な省エネ効果を持つ蒸留塔が開発された。


 三井造船、NGH事業化に視界良好
   国内もしくは海外で実証プラント建設へ                 
【2008/11/10号】
 三井造船が三井物産などと共同で進めている、天然ガスの新たな輸送・使用形態である天然ガスハイドレート (NGH:Natural Gas Hydrate) の製造・輸送・使用に関する実験、市場調査が着々と進められている。 実験では、三造の千葉事業所の研究プラントでNGHを生産しているほか、中国電力の柳井発電所でもプラントを建設。 年末からNGHの製造を開始する。 今後は国内もしくは海外で実証プラントを建設する計画で、現在は建設地の選定を進めている。 市場調査では、国際石油開発帝石などと協力し、石油天然ガス・金属鉱物資源機構 (JOGMEC) からNGHの海上サプライチェーン事業家調査を受託。 このほど第一次報告がなされ、NGHの経済性が改めて確認された。


 アヴィバ、「ISEIT2008」 Europe をパリで開催
   「コラボレート」 がメインテーマ、異業種同士の協業も視野       
【2008/10/25号】
 三次元CADなどのエンジニアリングITソリューションを提供する英国アヴィバ社が去る10月7・8日の2日間、毎年実施しているユーザーカンファランス 「ISEIT2008」 をパリで開催した。 今回のメインテーマは 「コラボレート」。 プロジェクトが大型化・複雑化する昨今、プラント建設プロジェクトは様々なパートナーとともに実施される。 その協業を効率的で容易になものにするのがエンジニアリングITソリューション。 アヴィバは、プラント設計用CAD 「PDMS」、造船用の 「アヴィバマリン」、他社製品のデータへのアクセスも可能にするエンジニアリングポータル 「アヴィバネット」 などのソリューションを持つが、これらソフトを有機的に結び付けることで最適ソリューションを提供する。 2日間に渡り、アヴィバとユーザーの友好的な関係が築かれた。


 空港輸送で40トンの重量物輸送のワールドレコード
   日本のアルフォートも加盟するコンソーシアム 「WWPC」 が実現    
【2008/10/10号】
 航空輸送で40トン。 これまでプラント用の重量物輸送と言えば、海上輸送と決まっていたが、航空輸送を活用することで輸送期間を大幅に短縮できる。 これによりプロジェクト現場の工事をスムースに行うなど、効率上のメリットが生まれる。 去る8月28日、国際トランスポーテーションのコンソーシアムWWPCは、ドイツから関西空港まで40トンの抄紙機用ローターの航空機輸送を実現。 この重量物輸送は航空機輸送のワールドレコードを書き換えた。


 パース作成・現場作業指示に威力を発揮する 「Piranesi 5」
  インフォマティクスが提供、新たな用途開発にも期待            
【2008/9/25号】
 旺盛なプロジェクト需要がある現在、プラント建設現場で働く作業員の確保が大きな問題になっている。 このため、最近の海外のプラント建設現場では、様々な作業員が働いている。 その中には英語を理解できない者もいる。 そんな作業員に的確に作業指示を行うのに活用されるのが絵だ。 パース作成に役立つレンダリングソフト 「Piranesi 5」 はテキスト (文字) の書き込みもできるため、パースを利用した作業指示にも活用できる。 元々、大量のパースを作成するハウスメーカー向けに開発されたソフトだが、プラント・エンジニアリング業界でも、様々な活用方法がありそうだ。


 本格化するFPSO / FLNGプロジェクト
  MODEC・専業3社が市場に名乗り、温度急上昇               
【2008/9/10号】
 海の底に眠る資源をいかに活用するか。 これまで 「経済性が確保されない」 などの理由で、積極的な開発に踏み切れなかった海底資源。 しかしこのところの原油価格の高騰に伴い、多くの資源開発で経済性の確保にめどが立ってきた。 すでにFPSOを手掛けるオランダのSBMや三井海洋開発がこの市場を捉え業績を向上させているが、最近ではFLNG(フローティングLNG)プラントプロジェクトも具体化に向かって動き出した。 コストは陸上の倍と言われるFLNGプラントだが、地球上にはロケーションの問題で陸上に輸送できない天然ガスも少なくない。 エネルギー価格の上昇で採算確保が見込まれる今、俄然、注目を集めるようになった。


 環境・省エネ技術輸出にドライブかける新日鉄エンジ
  わが国の技術をアジア・欧州へ                           
【2008/7/25号】
 新日鉄エンジニアリングが、製鉄業向けの環境・省エネルギー技術を海外に売り込んでいる。 その一つがコークス乾式消火設備 (CDQ) で、昨年は中国で7件受注。 年間契約では過去最多となった。 今年度は、中国で5件のCDQプロジェクトの契約を狙う他、インド・欧州にも手を広げる。 中国ではさらに、乾式ダストリサイクル設備 (RHF) など、新たな環境・省エネ設備も提案する。


 多様化する尿素プラント需要に対応するTEC
  2012年までに世界で生産量460万トン増加                     
【2008/7/10号】
 尿素プロセスと言えば、東洋エンジニアリング(TEC)の 「十八番」 とも言える技術だ。 自社技術で事業を展開、最近では改良型で省エネ効果の高いACES21を売り込んでいる。 ただ、最近の尿素プラントの顧客はプラント建設能力を身につけていることも珍しくない。 こうしたケースでは、TECはライセンス供与だけで対応している。 多様化する顧客ニーズに的確に対応しながらTECの尿素プロセス事業は展開されている。 食糧危機が声高に叫ばれる昨今、尿素需要も高まる見通しで、2012年までに年産460万トンの需要増が見込まれる。 TECも客先ニーズに応じた対応で市場で存在感を放つ。


 「IBM Pulse 2008」 フロリダ州オ−クランドで開催
  IBMが初めて示した設備管理ソリューション                     
【2008/6/25号】
 去る5月18日から22日までの5日間、米国フロリダ州オーランドのウォルトディズニーワールドで、「IBM Pulse2008」 が開催された。 「IBM Pulse2008」 は、IBMのTivoli 事業部のソリューションをすべて扱うイベントとして開催、4,000名を超える参加者を集め盛況のうちに幕を閉じた。 IBMが2006年に旧MROソフトウェアを買収してから初めての、設備管理 (EAM) システムである MAXIMO の世界レベルのユーザー会となったが、ユーザー事例を中心に構成されたプログラムは参加者の関心を集め、IBM による設備管理システムもアピールされた。


 Interoperability で確固たる存在感築くベントレー
  「BE CONFERENCE 2008」 を米ボルモチアで開催                 
【2008/6/10号】
 Interoperability (相互互換性) への一貫した対応を続けるCADベンダーのベントレー・システムズ。 この考え方が今、米国のエンジニアリングITの業界団体FIATECHによりISO規格になろうとしている。 そんなベントレーによる 「BE CONFERENCE 2008」 の注目は、オープン環境の確立により、インターグラフのPDSデータの取り込みを可能にした 「PDxManager」 の発表だった。 建築・プラントなどの設計という限られた市場ではあるが、その市場を最大限に広く使うのがベントレーのポリシーだ。 Interoperability (相互互換性) にこだわる姿勢は 「BE CONFERANCE 2008」 で、新たな一面を見せた。


 日品質向上をリードする検査エンジニアリング
 旭化成エンジが取り組む画像センシング技術による高精度検査           
【2008/5/25号】
 フラットパネルディスプレイ・織物・フィルムなど、最近は、わずかなキズも許されない製品が増えている。 微小なキズを発見し、製品の品質を向上させるには、精度の高い検査が必要になる。 そのニーズに応えているのが、旭化成エンジニアリングの、画像センシング技術を活用した検査エンジニアリングだ。 旭化成の織物やフィルムなどの製品の検査に伴い生まれた技術ノウハウだが、ここで検査エンジニアリングという新たなエンジニアリング領域も生まれた。 ハイテク化とともにニーズ高まる検査エンジニアリングに、旭化成エンジニアリングが取り組んでいる。


 日本原燃 「六ケ所再処理工場」 はいつ操業するか!?
 ガラス固化体の製造不具合が招く原子力バックエンド事業の迷走          
【2008/5/10号】
 電力業界が2兆円超の総工費と15年の歳月をかけて建設した、日本原燃の核燃料再処理工場 (青森県六ケ所村) が、竣工間際になって迷走している。 同工場は昨年末、高レベル放射性廃棄物であるガラス固化体の試験製造中に不具合が発生、2月の竣工予定が5月に延期された。 不具合は致命的なトラブルではないものの、電力業界の “焦眉の急” であるガラス固化体の最終処分場選定に逆風に作用し、それがまた同工場の本格操業をめぐる青森政界の混乱に拍車をかけている。 六ケ所再処理工場はいつ操業するのか ――。 錯綜する原子力バックエンド事業を追った。


 日揮、ナイジェリアNGLプロジェクトを完工
 エクソンモービルが安全遂行で表彰                             
【2008/4/25号】
 日揮は今年1月、エクソンモービル・デベロップメント社がナイジェリアで計画するNGLプラントを完工した。 「One Team, One Goal」というスローガンの下、進められたプロジェクトでは820万時間を擁したが、その間に発生した事故はわずかに1件。 エクソンモービルは、自社で作成したOIMS(完璧操業のためのマネジメントシステム)を持つほど、安全を重視している企業だが、日揮はエクソンからセーフ・コントラクター・オブ・ジ・イヤーとしてトロフィーを授与された。 日揮のプロジェクト進行は、安全面からも評価された。


 1,700℃級ガスタービンで世界をリードする三菱重工
 高効率化、欧米との開発レース                                
【2008/4/10号】
 経済産業省と三菱重工業が1,700℃級高効率ガスタービンの要素技術開発を完了した。 高効率ガスタービンは米国や欧州でも国家プロジェクトとして開発が進められており、わが国の優位性を確保するためにも実用化が急がれる。 従来のガスタービンの入口温度は最高で1,500℃。 熱効率を上げ、エネルギーロスを抑制するにはより高温でガスを燃焼させる必要があるが、高熱に耐え得るタービン素材や冷却技術が確立されていなかった。 今回、三菱重工は第1フェーズとしてこれらの技術開発を完了し、今年度から2015年度以降の実用化に向けた第2フェーズに入る。


 水和物スラリで都市型省エネ事業を確立したJFEエンジ
 商業施設の稼動を停めずに遂行、繁華街のプロジェクトで成果             
【2008/3/25号】
 2006年4月に施行された改正省エネルギー法は、駅前商業施設などの都市型施設にも厳しく省エネを求めている。 これに伴い、川崎駅前の地下商店街 「川崎アゼリア」 では、JFEエンジニアリングと新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) が共同で開発した蓄熱システム 「水和物スラリ」 が採用された。


 中小ガス田開発に取り組むTEC・千代田
 TECはDMEプラント、千代田はCOリフォーミングで                   
【2008/3/10号】
 資材価格の高騰で、大型LNGプラントの建設には莫大な投資額が必要になってきた。 年産500万トンのプラント2系列の投資コストはゆうに1兆円を超える。 こうした中で、昨年あたりから石油メジャーが中小ガス田の開発を視野に入れたフローティングLNGプラントの検討を開始した。 中小ガス田の開発には、東洋エンジニアリング (TEC) がDME、千代田がCO2リフォーミングやフローティングLNGプラントで取り組んでいる。 TEC、千代田の取組を追った。


 「ブランド力」で勝負するIHI物流エンジ
 過去の実績が武器、信頼感に                                  
【2008/2/25号】
 設備投資の活発化により、物流業界の市場規模は回復傾向にある。 とはいえ、人口減少社会に入ったわが国においては、小売店などが客数の減少からコスト削減圧力を強めている。 こうした中で IHI は2006年に策定した中期経営計画において物流システム事業を重点事業のひとつに設定。 理由は、競争激化必至の分野だが、これまでに培ってきた実績とそれに裏打ちされた 「ブランド力」 を武器に優位性があると判断したからだ。 「ブランド力」 で勝負する IHI の物流エンジ事業を追った。


 プラント輸送の新境地拓く 「モジュール輸送」
 住輸送技術に磨きをかける日之出郵船                            
【2008/2/10号】
 最近のプラント建設で資材不足とともに問題視されるのが労働力不足だ。 世界的に旺盛なプロジェクト需要は、労働力不足という新たな問題を生み出し、各地のサイトでは労働力の確保に頭を悩ますことが増えている。 さらに最近は、プロジェクトと言えども、環境への配慮が求められることも少なくない。 そんな中で、工場でモジュールを製作し、モジュールを輸送する工法が、世界のエンジニアリング企業の中で注目されている。 とは言うものの、技術力を求められるモジュール輸送に対応できる海運会社は世界で4社程度と言われている。 そんな企業の1社、日之出郵船は今、モジュール輸送に着眼。 差別化戦略の一つと位置付け、取組を強化している。


 大規模高炉プロジェクト、相次いで浮上
 住金で高炉二基新設、総投資額2,500億円                           
【2008/1/25号】
 大手高炉四社 (神戸製鋼所、新日本製鉄、住友金属工業、JFEスチール) で、高炉の能力増強・新設プロジェクトが相次いで計画されている。 昨年末にも神鋼が神戸製鉄所の新第三高炉の能力増強工事を完工した他、住金では和歌山製鉄所で二基の高炉新設プロジェクトに取り組んでいる。 その他にも、新日鉄の大分製鉄所、JFEスチールの西日本製鉄所水島地区、神鋼の加古川製鉄所で高炉の更新プロジェクトが浮上している。



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ENN編集部