Cover Story 2007



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※本文は一部を抜粋したものです、詳細はENN誌をご覧下さい。
 3次元レーザー計測の用途を深耕する東芝プラントシステム
 簡易モデリングソフト 「PanoMap」 の開発で広がる可能性                 
【2007/11/25号】
 レーザスキャナによる3次元計測が開発された時、プラントをはじめ、どんな物でも電子データが得られることに多くの期待が集まった。 が、点群データによる三次元計測データは容量が重くハンドリングが難しいという問題があった。 注目された技術だが、データハンドリングの問題が普及の前に立ちふさがったのだ。 この問題の解決に立ち向かったのが、3次元計測サービスを事業化した東芝プラントシステム。 自社で簡易モデリング機能を持つソフト 「PanoMap」 を開発。 データのハンドリングを容易にした。 このソフト開発が普及への道筋をつけるか、注目される。


 風力発電のリーディングパートナー目指すABB
 成長市場に照準、年間50%の成長目指す                           
【2007/11/10号】
 温室効果ガスの排出問題が深刻化するのに伴い、再生可能エネルギーへの注目度が高まっている。 その中の一つ、風力は 「有望な再生エネルギー」 の一つで、その市場は年平均17%以上の効率で成長すると言われている。 この市場には風力発電設備のサプライヤーも注目するが、ABBは送変電ビジネスに力を入れる。 2006年風力発電向け送変電ビジネスの売上高は5億ドルに達したが、今後は年平均50%の成長を目指す。


 ノルウェーSTATOIL、初の電動LNGプラントを竣工
 工法でも新たな試み、フローティングLNGにも途                       
【2007/10/25号】
 ノルウェーのSTATOIL社はこのほど、世界初の電動LNGプラントを竣工した。 これまでLNGプラントのコンプレッサの駆動には、ガスタービンが採用されるのが一般的だったが、このプロジェクトではモータが使われた。 またプラントはスペインで建設され、モジュールをノルウェーに曳航。 ここで蓄積されたノウハウは今後、フローティングLNGプラントの建設にも活用できる可能性がある。 1件のLNGプラントの完工だが、将来への途を開く、大きな出来事となった。


 ガス化溶融炉の明暗を左右する? 世田谷ガス化溶融炉プロ
 住宅地では初のガス化溶融炉                                   
【2007/10/10号】
 川崎重工業〜飛島建設〜地崎建設JVが進める世田谷清掃工場更新プロジェクトが、12月の完工に向け大詰めを迎えている。 プロジェクトは日量300トンのガス化溶融炉などで構成される清掃工場を建設するもので、住宅地でのガス化溶融炉の採用は今回が全国で初。 「東京都で実績ができれば全国に広がる」 というのが業界の常識。 過去に類を見ないプロジェクトに全国の自治体、焼却炉メーカーの熱視線が注がれている。


 得意技術に磨きをかけるHMC舞鶴工場
 日立造船陸機事業の伝統受け継ぐ 「巧の技」                          
【2007/9/25号】
 1995年に有明陸機事業が独立して設立された日立造船メカニカル(HMC)――。 その後2004年に舞鶴プラントを吸収し、HMC舞鶴工場として運営されている。 元々熱交換器の工場として技術を蓄積してきた陸機工場だが、そこで培われた 「巧の技」 とも言える細かい作業が舞鶴工場の事業を支えている。 技術を軽視しない日立造船の文化はHMC舞鶴工場にも脈々と受け継がれている。


 JFEエンジ、大詰めを迎えたベトナム向けパイプラインPJ
 官需依存から脱却、海外拡大で売上500億円を目指す                     
【2007/9/10号】
 JFEエンジニアリングは、2008年度までの中期経営計画で、国内民需向け事業と合わせ、海外展開に力点を置くことを強調している。 この中で、アジアやヨーロッパで計画されているごみ焼却プラント建設プロジェクトと同様に重視されているのが、東南アジア向けLNG受入基地やパイプラインなどのエネルギー分野だ。 海外展開を強化することで、従来の高い国内官需依存度を低減する狙いだ。
 こうした中で現在、ベトナムでパイプライン建設プロジェクトを進めているが、プロジェクトは今、9月末の完工を目指し、大詰めを迎えている。


 北の大地に芽吹く、鹿島の新医薬品エンジ
 世界初の密閉型遺伝子組替え植物工場、完工                          
【2007/7/25号】
 鹿島はこのほど、北海道札幌市で独立行政法人産業技術総合研究所向けの 「北海道センター密閉型遺伝子組替え植物工場」 を完工した。 植物細胞内で医薬品原料になるタンパク質を培養し、医薬品中間体を生産する、世界初の密閉型遺伝子組替え植物工場だ。 新工場の詳細設計から施工までを担当した鹿島は、今回のプロジェクトを 「次世代医薬品エンジニアリング技術を活用したモデルプロジェクトの一つ」 と強調。 受注金額は5億円と少額だが、プロジェクトの持つ意味は、金額をはるかに上回る。


 住友金属、鹿島火力発電所IPP開始
 既存インフラを最大限に活用                                     
【2007/7/10号】
 鹿島灘に面した住友金属工業の鹿島製鉄所内には製鉄所の3基の高炉、その隣接地には鹿島共同火力発電所が聳え立つ。 そしてこの製鉄所敷地内に、新たに東京電力向けIPP(電力供給事業)用となる石炭火力発電所が新設された。
 2004年に建設が始まり、本年6月から本格稼動となった住友金属工業の鹿島火力発電所は、最新型の東芝製42インチ翼蒸気タービンとIHI製超臨界圧ボイラを採用した、出力507MWの石炭火力発電所だ。 東京電力との売電契約により、今後15年にわたり電力を供給し続ける。


 製鉄プラントビジネスに垣間見える「鉄鋼ムラ」
 業界系列化が地盤沈下を引き起こす?                               
【2007/6/25号】
 先日、二件の高炉改修プロジェクトが完工した。 住友金属工業の鹿島製鉄所第三号高炉と、神戸製鋼所の加古川製鉄所の第二号高炉だ。 共に新日本製鉄陣営の製鉄会社の高炉だ。 また高炉事業では新日鉄エンジニアリングと石川島播磨重工業(IHI)が提携関係にあるにも関わらず、神鋼のプロジェクトは新日鉄エンジ、住金向けはIHIがそれぞれ遂行した。 また、東京製鉄が計画している電炉一貫製鉄所建設プロジェクトでは、わが国で受注できた製鉄プラントメーカーは、熱間圧延設備のIHIだけだった。 はたしてこれらの事象はいったい何を意味しているのか。 そこには、製鉄業界に蔓延る「ムラ社会」を垣間見ることができる。


 医療廃棄物処理市場は宝の山か?
 国内では提案型ビジネス、海外ではアジアを狙え                        
【2007/6/10号】
 病院など医療機関から排出される感染性廃棄物の処理に関する問題が、国際的に深刻化している。 わが国ではこの数年間、年間30〜40万トンが焼却などで処理されているが、今後は本格的な高齢化社会を迎えるのに伴い在宅医療を促進しているため、一般廃棄物に感染の危険性のある病原体を含んだ廃棄物が増加することが見込まれている。 海外でも感染性廃棄物の処理は大きな問題の一つ。 特にアジアなど、廃棄物の焼却処理が普及していない国では、感染性廃棄物も他の廃棄物とともに埋立処理されており、処理場からの病原菌の感染に関する早急な対策が求められている。


 企業活動を停めずにS&Bプロ、三菱化学エンジが完工
 ソフトクリームの日世 創業60周年を飾るプロジェクトで成果                  
【2007/5/25号】
 物流センターの建設で定評のある三菱化学エンジニアリング(MEC)がこのほど、ソフトクリームのトップメーカー日世(本社:大阪府茨木市)向けに物流センターのスクラップ・アンド・ビルド(S&B)と本社棟を建設するプロジェクトを完工、去る5月18日に落成式が行われた。 プロジェクトでは操業を維持しながらS&Bを行うなど、困難な条件をクリア。 これまでに建設機会が少なかった本社棟の建設でも設計事務所の手法導入により、成果を上げた。 顧客の日世にとっては創業60周年の記念すべき事業だったが、MECにとっても新たな成果を上げた記念すべきプロジェクトとなった。


 欧州に広がるごみ焼却プラント市場
 焼却炉専業のタクマが先行                                       
【2007/5/10号】
 今年に入り、タクマが欧州でごみ焼却プラントの新設プロジェクトを連続受注した。 イギリスでは、ストーカ炉、ドイツでは、循環流動床炉をそれぞれ受注したタクマは、欧州での焼却炉の受注実績を3年間で累計5件に伸ばした。 国内の公共事業投資が減少するのに伴い、タクマは欧州市場への取組を強化。 「専業メーカーのわれわれは焼却炉事業が不振でも、その穴を他事業で埋めることはできない」と、国内市場が縮小する中で、欧州市場への取組に従来以上に取り組んでいる。


 サウジYANSAB EGプロジェクト、佳境へ
 TECがEPC、3月初旬に大型リアクター据付                            
【2007/4/10号】
 サウジアラビアで東洋エンジニアリング(TEC)が施行中のEGプラント建設プロジェクトが佳境に向かう。 3月初旬には1,000トンを越える大型機器を添え付け、サイトはこれから配管工事に入る。 TEC創業以来、最大規模の大型機器の添え付けには、SABIC(サウジアラビア基礎産業公社)会長でもあるアルサウド王子もサイトを訪問し、添付を見守った。 プロジェクトのハイライトである大型機器の添付を終え、サイトは配管工事に入る。 来年春のメカコンに向け、その遂行にドライブがかかる。


 取り残されるわが国製鉄エンジニアリング
 高まる再々編気運も効果は疑問                                    
【2007/3/10号】
 製鉄プラント業界の一部で、業界再々編を待望する声があがっている。 2000〜2001年度に三菱重工業と日立製作所の製鉄プラント部門が統合され三菱日立製鉄機械(設立当時はMHI日立)、旧NKK、日立造船、住友重機械の統合(後に川崎重工業も参加)によりスチールプランテックが設立された他、新日本製鉄と石川島播磨重工業が高炉事業で提携するなど、市場の狭隘化に伴い業界再編が起こった。 だが、市場の縮小に合わせた統合だったため、現状のわが国の製鉄エンジニアリング業界は、市場回復に対応しきれていない。 このため新日鉄エンジニアリング、スチールプランテック、三菱日立製鉄機械などが、機種別に提携、あるいは合弁会社の設立まで議論が必要というのだ。


 グローバル構想が実現段階に入った巴バルブ
 新型チェッキ弁「MKTシリーズ」を市場投入、グローバル化にも着実に布石          
【2007/2/25号】
 2005年4月の山本健司社長の社長就任以来、巴バルブではグローバル化を視野に入れた事業体制の整備が急ピッチで進められている。 その中で、高付加価値製品については「TOMOE」ブランド、リーゾナブルな価格体系を持つハイスペック製品については「TVC」ブランドで、それぞれシリーズ化する構想が固まった。 そしてこの2月、「TOMOE」ブランドの2007年シリーズ第一段製品として新型チェッキ弁「MKTシリーズ」が市場に投入された。 今後も「TOMOE」と「TVC」の両ブランドによる新製品の市場投入が引き続く予定だ。 2005年10月にインドネシアのバタム島に設立された「巴バルブ・バタム社」も従業員100名を超える一大生産拠点になりつつある。 山本社長の描くグローバル構想が着実に実現されている。


 四日市のDNF「企業スピリットに学べ」
 築港からハイテク産業誘致まで、産業振興に尽力                          
【2007/2/10号】
 昨年4月時点の全国の有効求人倍率は1.04。 これに対し、三重県は1.35、四日市市は1.66と全国平均を上回る。 この数字を見て、四日市市の産業振興の熱心さが読み取れる。 戦後のわが国高度経済成長を石油化学コンビナートで支え、現在ではハイテク産業誘致で地域を活性化させる。 この四日市のスピリットは、今に始まったことではない。 四日市の産業史をひも解けば、その歴史は企業誘致の歴史と言っても過言ではない状況にある。 今ここで四日市を中心とした三重県の起業スピリットを振り返る。


 JFEエンジ、環境・エネルギー複合事業に本腰
 グループの総合力でバイオマス市場へ                                 
【2007/1/25号】
 原油価格の高騰、地球温暖化などの問題から最近、非化石燃料への関心が高まっている。 そんな中で、バイオマス燃料の有効活用はプラントメーカー各社の重要テーマだ。 これまでも製紙メーカーを中心に木質系バイオマスボイラを導入するなど、設備投資を進めており、住友重機械工業、石川島播磨重工業が循環流動層(CFB)ボイラの受注実績を上げ、バイオマスエネルギーの活用はにわかに注目されるようになってきた。
 JFEエンジニアリングは、現行の中期経営計画(2006〜2008年度)で「環境とエネルギーの複合事業」を成長事業に位置付け、新市場に着目する1社だ。 2月の商業運転開始に向け山形県で木質バイオマスガス化発電設備の建設を急ピッチで進めており、このプロジェクトを足掛かりにJFEエンジは新市場で攻勢をかける。



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ENN編集部