2021年4月25日号 Vol.486


Data Focus
 3Dプリンター市場規模、2030年に510億ドル


News Record
 ・水ingエンジ、汚泥焼却炉を受注へ
 ・クボタ環境、汚泥再生処理センターを受注へ
 ・TPS、小原新社長が着任
 ・日鉄エンジ建築本部、時代ニーズにミートした事業で差別化目指す
 ・日揮HD、SMRに進出
 ・TOYO、エチレン試験製造設備を受注
 ・アズビル、藤沢テクノセンターに新実験棟
 ・重工、米スターファイアエナジーに出資
 ・千代田、中部圏水素利用協議会に参画
 ・JFEエンジ、ボイラ向けDX関連サービスパッケージ
 ・重工エンジ、交通システムのO&M拠点
 ・重工、水素ステーション向け超高圧液体水素昇圧ポンプ
 ・横河、5G活用でプラントをリモート制御
 ・月島、相次いでプラントを完工
 ・三菱パワー、ガスタービン2基を受注
 ・米国三菱重工、CO2回収設備でFEEDを受注



TOPICS
 環境省、循環型社会形成推進交付金内示(水処理編)


Market Report
 サウジARAMCOが80億ドル大型プロを具体化 日揮グローバルなどが応札へ


業界パラボラアンテナ
 グリーン水素・アンモニアで、経済性を重視していれば良いのか?


FOCUS
 顕在化するCUIと、そのソリューション

 このところ、燃料アンモニアへの関心が高まっている。アンモニアの化学式は「NH3」で、水素キャリアとしても注目される。沸点は-33.4℃で、比較的にマイルドな条件で液化するのもありがたい。しかも肥料として活用されているアンモニアはすでに、サプライチェーンが確立されており、活用のためのインフラも整備されている。また直接、燃焼させることができ、石炭火力やガス火力での混焼のための実証試験も進められている。水素キャリアや直接燃焼など、アンモニアは様々な可能性がある。このポテンシャルは無視できない。

【総 論】
 顕在化するCUIと、そのソリューション
 経済成長と省エネ意識がプラントの配管に引き起こす重大問題

【日本工業検査】
 効率的なCUI検査を可能にする「OpenVision」
 保温材の剥離なしに検査が可能なリアルタイムX線ラジオグラフィ装置

【ニチアス】
 CUIの原因を追究、検査から保温材工事まで一貫対応
 米社開発の「パイロジェルXTE」で保温工事に対応

【明星工業】
 防錆工事に検査から提案・施工まで一貫して対応
 稼働中に検査、防錆機能付保温材「ケイカルエースWIN」を独自開発

【レイズネクスト】
 顧客との二人三脚でCUIに対応
 豊富な経験を背景に、適切な情報提供


My Opinion
 キッツ 河野 誠 代表取締役社長に聞く
  既存事業に脱炭素とデジタルを加え、新たなバルブ事業を目指す
   2030年までを捉えた中長期を視野、自社工場のスマート化も目指す



Cover Story
 三井E&Sマシナリー、レシプロコンプレッサーで新規市場を開拓
  過去60年間の実績でも、水素製造設備などの将来市場にも期待



World Trend
 ・米ジェイコブス、フィリピン・ファーストジェンからオーナーズエンジを受注
 ・仏テクニップエナジーズ、印から製油所アップグレーディングプロジェクトを受注
 ・豪ウォーリー、米シェニエールエナジー子会社からLNGプラント向けマスターサービス
  を受注
 ・米KBR、パキスタン向けにPDHプロセスを供与
 ・米マクダーモットCB&Iとニューエナジー社、グリーン水素発電設備を完工
 ・英ウッド、ノルウェーのNELハイドロジェン社と包括提携契約
 ・シーメンスエナジーと住友電工が、インドの電力品質を大幅に改善



プラントコストインデックス
 プラントコストインデックス「ENN-PCI」2020年第4四半期
  著者:AACE 日本支部 ENN-PCI委員会



Equipment News
 ・Σ-Xシリーズ/安川電機
 ・TB800D/TB810D/FC800D/RC800D/FLXA402T/横河電機
 ・NRW-IN400PA/日本アビオニクス
 ・FRENIC-MEGAシリーズ/富士電機


Data File
 2021年4月上旬~中旬のプラント類受注状況


Editorial
 「人財」と言うな、人材と言え!

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