2020年度上期海外プラント・エンジニアリング成約実績、167.3%増の58.3億ドル
・タイTTCL、ミャンマーGtPプロを正式契約
・三井E&Sマシナリー、中東市場で攻勢
・クボタ環境、汚泥再生処理センター建設工事
・月島、汚泥処理設備工事
・山九、マレーシアに人材育成センター
・日立プラントコンストラクション、火力関連事業を譲渡
・三菱パワー、米国から「M501GAC」型GTを受注
・JFEエンジ、伊社とWaste to Chemicalで協業
・シーメンス・エナジー、住化・千葉工場向けにGTを受注
・日揮HD、日揮パラレルテクノロジーズを設立
・川重・日造、シールドマシン事業の新会社
・MHIEC、焼却炉の延命化工事
・日造、インドでごみ発電プラント
・日揮グローバル、豪向け水素製造プラントのFEED受注
・JFEエンジ、清掃工場排ガスからCO2回収を実証
・日鉄エンジ子会社、住重子会社の焼却炉事業を承継
・千代田、2021年3月期第3四半期決算を発表
・国際商取引の紛争を迅速かつ経済的に解決できる仲裁
・JUIDA、2021年の事業計画を発表
プラント工事を手掛ける各社の業績は安定している。利益率にも大きな変動は無く、地味な存在だが、安定収益を継続している。この安定収益をベースロードとして、プラント工事各社は徐々に新規分野に進出しようとしている。その新規分野とは、EPC事業だ。すでに、山九は、三井化学向けにシンガポールや大阪工場向けにプラント建設プロジェクトを受注し、実績を上げている。高田工業所も、顧客への認知度を上げ、事業展開の手応えを感じている。また旧新興プランテックと旧JXエンジニアリングの統合により発足したレイズネクストは、旧JXエンジの持つプラントオーナーの視点を生かした特色のある事業を模索する。その展開は地味だが、堅実な成長路線でもある。
【総 論】
プラント工事の地道な成長路線
ベースはメンテ、EPCや海外へと市場を拡大
【山九 大庭政博常務執行役員プラント・エンジニアリング事業本部長に聞く】
グリーンとデジタルを意識、次世代への布石を打つ
EPCでは100億円以下の案件に照準、海外拠点も拡充
【高田工業所 髙田寿一郎代表取締役社長に聞く】
既存のメンテ事業でベースロード、新規分野のEPC事業にも手応え
IT活用・画像解析技術などにも取組み強化
【レイズネクスト 毛利照彦代表取締役社長に聞く】
統合により得られた設備のオーナーとコントラクターの視点
2024年施行の労働時間の上限制限への対応を急ぐ
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JFEエンジ事業投資の中核、J&T環境
リサイクルメニューの拡充、東南アジア進出で売上高1,000億円へ
日清オイリオグループに14%の省エネをもたらした「JFE-METS」
ベースには製鉄業のDNA、JFEエンジのエネルギーの知見を結集
・テクニップFMC、テクニップエナジーの上場および承認を前進させると発表
・米KBR、シンガポールでデータセンター向けエネルギー移行のスタディを受注
・米KBR、韓SKグループが水素開発プロジェクトのテクニカルアドバイザーに任命
米フルアが、新CEOによる事業戦略を発表
2023年までに売上高の7割を非石油&ガス分野で
富士電機、中小規模監視制御システム「MICREX-VieWXX」を発売
「プラント過去再現システム」を搭載
・SC5D00/チノー
・「TOUGHBOOK」FZ-A3/パナソニック モバイルコミュニケーションズ
・LZ-WB10H/W1/ロジテックINAソリューションズ
・LEDioc HIGH-BAY θ+/岩崎電気
・エコサーキット100/前川製作所
・ユニバーサルスマートX EDGE32シリーズ/東芝キヤリア
・鉄鋼ミル用モータ/東芝三菱電機産業システム
・ 新型72/84kVガス絶縁開閉装置/日立産機システム
・ACTMoS/アズビル
・K7GE-MG/オムロン
・Xシリーズ/パナソニックi-PROセンシングソリューションズ
・ SD-3シリーズ/理研計器
太陽光発電プラントの建設にエンジ企業の持ち味は不要?
2021年1月中旬~下旬のプラント類受注状況
エンジニアリング産業は途上国向けビジネスだ |
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