2020年7月25日号 Vol.470


Data Focus
 油価変動でも対応力を付けた産油国


News Record
 ・「石炭火力発電プラント輸出、原則支援せず」、経協インフラ会議で方針
 ・日鉄エンジ、焼却炉の基幹改良工事を連続受注へ
 ・医薬製造サプライチェーン変革を狙うエンジ各社
 ・メタウォーター、焼却炉の基幹改良工事
 ・アズビル、大連生産子会社に新工場建設
 ・スマート保安官民協議会を設置
 ・千代田、CO2原料のパラキシレン製造
 ・山九、飛行ドローンによる可燃性物質検査を実施
 ・横河、コミッショニング支援システムを発売
 ・プライメタルズ、製造実行システムの設置工事
 ・J&T環境、使用済みプラスチックの再資源化事業
 ・日揮HD、譲渡制限株式報酬として新株式を発行
 ・日造子会社、焼却炉を受注
 ・JFEエンジ、焼却炉DBOプロを受注
 ・経産省製造産業局長に藤木商務・サービス審議官
 ・日本バルブ工業会、新会長に堀田キッツ社長



TOPICS
 新型コロナで変わる医薬品製造


Market Report
 サウジARAMCO、非在来型のジャフラーガス田開発の入札を延期


FOCUS
 本格的な実用化に向かう水素ガスタービン
 CO2をまったく排出しない火力発電。この夢のような発電を実現するのが、水素ガスタービンだ。とはいうものの、水素は燃焼速度が速いうえに高温で燃焼する。このため、燃焼時には炎が逆流する「逆火」という現象が起こり、高温燃焼によりNOx(窒素酸化物)も排出される。その制御は難しいが、天然ガスとの混焼や水素の燃焼量の調節により、NOxの排出も抑制できる。水素ガスタービンは実用化に、確実に近づいていると言える。

【総 論】
 本格的な実用化に向かう水素ガスタービン
 グリーン水素の活用でCO2排出はゼロ、カーボンフリーへ

【MHPS・川崎重工業で進む水素ガスタービン開発】
 カギは、燃焼の速度・温度の制御
 MHPS・川重で進む水素ガスタービン開発


My Opinion
 巴バルブ 山本幾太良代表取締役社長に聞く
  技術開発と経営資源の有効活用で市場を開拓
   「一つの技術、無限の可能性」を実践、バタ弁専業の強みをフルに発揮



Engineering Now
 TMEIC、電子操業日誌と設備管理パッケージを連携
  「運転員ファースト」の操業コンセプトと設備管理を一元化



Cover Story
 連続受注を支える日鉄エンジ・ガス化溶融炉の技術力
  低炭素・NOx運転を実現、運転の省人化も



World Trend
 ・テクニップFMC、エジプト・アシュート国営石油プロセッシング社から新ハイドロ
  クラッキングコンプレックスを受注
 ・米KBR、ANCAP社から溶剤脱れき技術の契約を受注
 ・フルア子会社のストーク社、機器レンタル事業をEQIN社に売却
 ・英ペトロファックJV、カザフスタンから水処理プラントを受注
 ・伊サイペム、ブラジルからFPSO向けにライザーの設置を受注
 ・豪ウォーリー、TWパワー・サービシズの株式を50%から100%に増加
 ・GEコンソーシアム、世界最大の発送電システムを北海の風力発電プラント向けに受注
 ・シーメンス製インテリジェントバルブがプラントのHVACを最適化



プラントコストインデックス
 プラントコストインデックス「ENN-PCI」2020年第1四半期
  著者:AACE 日本支部 ENN-PCI委員会



Equipment News
 ・BBUS-122024-02/FDK
 ・TSZシュレッダ/アーステクニカ
 ・H3C/アズビル
 ・TCR501WB-2S/イワキ
 ・HN-E8シリーズ/チノー
 ・屋外設置インバータ冷凍機/東芝キヤリア
 ・NRXシリーズ/日機装エイコー
 ・Gシリーズ/日立産機システム


業界パラボラアンテナ
 外資系企業のオンラインイベント、なぜEDT時間でプログラム?


Data File
 2020年7月上旬~中旬のプラント類受注状況


Editorial
 ニュー・ノーマルが創り出す市場

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