2020年6月25日号 Vol.468


Data Focus
 カタール大型LNG投資は需要の先食いになる可能性大


News Record
 ・重工エンジ、台湾電力からタンク5基受注へ
 ・JXTG川崎、CBM導入事業所として認定
 ・JFEエンジ~メタ、焼却炉DBOプロを受注へ
 ・日造子会社、焼却炉を受注へ
 ・川重、水素液化機を販売開始
 ・アズビル、異常予兆検知システムを納入
 ・クボタ、水処理プロを連続受注
 ・横河、日本環境設計と資本・業務提携
 ・重工エンジ、日暮里・舎人ライナーに新車両
 ・荏原環境、焼却炉DBOプロを受注
 ・神鋼、非汎用圧縮機の中国生産拠点を子会社化
 ・東芝、東電と新会社
 ・斗山シュコダパワー、蒸気タービンを出荷
 ・HZI、ごみ発電プラント
 ・東芝、時系列波形異常検知AIを開発
 ・日立、バーチャルパワープラント構築実証事業に採択



TOPICS
 プラント関連法令への容易なアクセスを可能にする「RIM plus」


Market Report
 サウジARAMCO、コンプレッサーステーションの入札実施


FOCUS
 「仕様規定」から「性能規定」に移行するスマート保安
 プラントの保全には従来、厳格の規定があった。その規定通りに保全を行うことが、高圧ガス関連設備を持つメーカーの義務だった。こうした中、高度経済成長期に建設されたプラントは高経年化して、経年年数が50 年を超えるプラントも増えてきた。
 この時代になって、IoT・AI技術が進化し、プラントの状態監視の精度も上がっており、プラントの状態を的確に把握できるようになった。そこで、CBM(コンディション・ベースド・メンテナンス)による対応が可能になった。スマート保安により、プラントは「仕様規定」から「性能規定」で管理する時代になったのだ。

【総 論】
 「仕様規定」から「性能規定」に移行するスマート保安
 IoT・AI活用で状態把握精度が向上、強化される自主保安体制

【アスペンテクノロジー】
 AIにより適切な予知保全をサポートする「Aspen Mtell」
 早期のアラートで適切な処方箋を提示、熟練者不在の現場で効果

【金子産業】
 開発から市場投入へと新たなステージに踏み出したAPOSA
 ベトナム現地法人ではAI開発のためのデータ取得を継続

【山口産業】
 ハイスピードカメラを活用した振動診断システム「Iris M」
 米RDIテクノロジーが開発、時間短縮・コスト削減を実現


My Opinion
 日立造船 三野禎男代表取締役 取締役社長兼COOに聞く
  グループの総合力を結集して高付加価値化を目指す
   規模拡大よりも収益力を重視、引き続き主力は環境分野


Cover Story
 日造、ニッスイグループと「米子陸上養殖センター」を竣工
  水処理分野の新規事業として陸上養殖システムに着目、高付加価値化も狙う



World Trend
 ・米ベントレー、ノート・ヴォウルト社を買収
 ・伊メイレテクニモント、アルジェリアからオイル&ガスプラントを受注
 ・英ウッドグループ、米海軍の燃料システム近代化プロジェクトを受注
 ・米マクダーモット、パンマレーシア向け輸送・設置プロジェクトを完工
 ・豪Worley、蘭アヴァンティウム社から植物ベースのフランジカルポン酸を生産する
  プラントのFEEDを実施中
 ・中ウィソンエンジ、中SBWグループと提携
 ・GEリニューアブルエナジー、パワーチャイナ・ギゾウエンジニアリング向けに
  風車を初契約



業界パラボラアンテナ
 海外でのリアル商談が恐怖に?


Suppliers now
 キューブロック、極低温バルブでラインナップを拡充
  ボール弁・バタフライ弁を品揃え、7月1日付で朝川新社長体制に



Equipment News
 ・4410/スリーエム ジャパン
 ・4GD/E E※シリーズ/CKD
 ・HR5S形/IDEC
 ・LEDioc HIGH-BAY θ+高温・オイルミスト対応形/岩崎電気
 ・新型純水ユニット/三浦工業
 ・流水殺菌モジュール/東芝ライテック
 ・PX2/日東精工
 ・HW-Dシリーズ/日本アビオニクス


Diagnosis Systems
 ・EXP-C01/システムギア
 ・UT-3M-EMA/ダコタ・ジャパン
 ・SBシリーズ/チノー
 ・CM4001/日置電機


Data File
 2020年6月上旬~中旬のプラント類受注状況


Editorial
 目に余る日本企業の低生産性

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