2019年10月25号 Vol.453

Data Focus
 LNG需要を牽引する中国、生産量を拡大する米国2019年度国内製造業向けプラントO&M
 サービス 市場規模は9,093億円の見込み~矢野経済研究所調査~



News Record
 ・MHIEC、汚泥焼却炉の新技術
 ・日揮グローバル、モザンビークから大型LNGプラントを受注へ
 ・川重、2021年度までの新中計
 ・ブラジル・ペトロブラス、FPSOをMODECとマレーシア・インソンに発注
 ・月島、高炉ガス用ガスホルダを受注
 ・東芝、インドネシア電力公社と覚書
 ・JFEエンジ、AnyTech社を子会社化
 ・大成建設、仏イデオルと覚書締結
 ・日立、「制御システム向けセキュリティ監視・分析支援サービス」
 ・日造、木質バイオマス発電所の建設工事を受注
 ・クボタ、AIでごみ発電の蒸気量を予測
 ・日鉄エンジ、技術開発研究所を北九州市に集約
 ・東芝、小型地熱発電設備を受注
 ・日揮、白河ソーラーパーク建設プロで起工式
 ・IHI、大型石炭火力発電ボイラのメンテ
 ・第21回コストエンジニアリングセミナー開催



TOPICS
 「ARES PRISM」シリーズに見積システム「PRISM Estimating」が登場


Market Report
 タイIRPC計画のアロマティクスプロジェクト、無期延期


FOCUS
 プラントオーナーの強み
 エンジニアリング企業はEPCによるプラントや施設の建設を生業にしている。このため、投資コストのコントロールは可能だが、ライフサイクルを対象にコストをコントロールすることはできない。このライフサイクルのコントロールが可能なのが、エンジニアリングとともにオーナー側でオペレーション&メンテナンスに対応できる企業だ。プラントのライフサイクルを手掛ける企業には、多くのポイントでコストをコントロールできる強みがある。

【総 論】
 プラントオーナーの強み
 ライフサイクルを対象にできるオーナー型事業

【大陽日酸】
 建設から操業まで、一貫して対応する大陽日酸
 空気分離装置のスペシャリストとして、安定的に産業ガスを提供

【中部プラントサービス】
 「多気バイオパワー」で年間4,300万円の操業効率改善を実現
 自社事業で培ったノウハウを武器に「ユーザー系EPC事業」を展開

【東レエンジニアリング】
 東レのケミカル技術をベースにした東レエンジニアリング
 ファインケミカル・医薬品製造で一目置かれる存在に


My Opinion
 住友商事パワー&モビリティ 幸田昌之代表取締役社長に聞く
  次世代インフラへの端境期にある今、新たな仕組み作りを目指す
   電力・交通・自動車を柱に、取り組む住友商事パワー&モビリティ



Engineering Now
 ・千代田を再生する戦略・リスク統合本部
   究極の狙いは、全社員へのリスク管理の落とし込み
 ・中小規模の焼却炉でもごみ発電を実現
   三井E&S環境エンジ、エスエヌ環境が実用化



業界パラボラアンテナ
 株価を左右するものは何か


Cover Story
 神鋼環境、最新の焼却炉で高い事業性を確保
  広島県で完工、20年間の維持管理・運営も


World Trend
 ・英ウッド、SNFフロクイップ社からメンテナンス業務を2,000万ドルで受注
 ・COOEC-フルア中米合弁が、クウェートKIPIC向けパイプスプール構造物を完成
 ・伊サイペムグループ、BPからアゼルバイジャン向けに3基のオフショア設備を受注
 ・米ジェイコブス、フィリピン新国際空港建設のPMCを受注



プラントコストインデックス
 プラントコストインデックス「ENN-PCI」2019年第2四半期
  著者:AACE 日本支部 ENN-PCI委員会



Equipment News
 ・K-Tシリーズ/IHI汎用ボイラ
 ・E3ASシリーズ/オムロン
 ・CM-9A-BT/ガステック
 ・RICOH G900/リコー
 ・SI-2500AS/三浦工業
 ・VZBA-V2シリーズ/星和電機
 ・WILLHEAT/川重冷熱工業
 ・PCJ-S88JSM4/日立産機システム


Diagnosis Systems
 ・クリアスコープ2820/アサダ
 ・BOLT-MAXⅡ Ver.2/ダコタ・ジャパン
 ・監視システム標準パッケージ/日本アビオニクス
 ・D-200シリーズ/WQ-300シリーズ/堀場アドバンスドテクノ



Data File
 2019年10月上旬~中旬のプラント類受注状況


Editorial
 台風19号の被害で感じたエンジ業界の二つの問題

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