2019年4月10号 Vol.441


Data Focus
 TechnipFMC、サブシー部門の減損処理で赤字決算
 人手不足に伴う工事費高騰に直面する焼却炉メーカー


News Record
 ・露NOVATEK、米制裁下で自前技術でLNG設備を建設
 ・専業エンジに新しい仲間
 ・日造、し尿処理施設の基幹改良工事を受注へ
 ・三機工業、ゴミ焼却炉の基幹改良工事を受注へ
 ・MHPS、UAEシャルジャ向けGTCC受注
 ・月島、福岡で下水汚泥の固形燃料化事業
 ・日立GE、潜水機能付きボート型アクセス装置を開発
 ・クボタ子会社、カンボジアで上水道拡張プロ
 ・IHI、プラント事業を子会社のIHIプラントに
 ・東レエンジ、地域子会社を社名変更
 ・川重、中型蒸気タービンで協業
 ・重工グループ、LNGプラント向け圧縮機とGTを受注
 ・TOYO、石狩市向けバイオマス専焼発電所を受注
 ・千代田、工事遂行にデジタル技術の運用開始
 ・富士電機、海外向け大容量無停電電源装置
 ・住商、鉄道信号システム・信号用電力供給設備



TOPICS
 トレンドマイクロ、2019年事業戦略を発表
 「2019 NEW環境展」、4日間で11万5,976人が来場


Market Report
 台湾電力・台中LNG基地商談で入札実施


業界パラボラアンテナ
 千代田、再建計画立案の遅れで新人事が決まらず


FOCUS
 バルブの高付加価値化戦略

 「流れを止める」これがバルブの基本的な役割だ。しかし、バルブも日々高度化している。過酷な条件で流れを止めたり、脱炭素社会の一翼を担う水素ステーションでは、高圧に対応できるバルブが必要になる。またIoTに対応する、自己診断機能を持つバルブも開発されている。さらにバルブを扱う商社には、メーカ並みの「目利き」が求められる。バルブの基本は変わらないが、高付加価値に対応できなければ、メーカが生き残れない時代になったのも確かだ。有力メーカの高付加価値化戦略を追った。


【総 論】
 バルブの高付加価値化戦略
 耐久性・IoT対応を強化、商社も高付加価値化へ

【MY OPINION / 創刊20周年記念インタビュー】
 キッツ 堀田 康之 代表取締役社長に聞く
  脱炭素社会に向け液体水素にもチャレンジ
  低温でも高圧でも、バルブ技術の基本は「しっかり止める」

【一ノ瀬】
 自社開発の「エスペロバルブ」と「ニードルボールバルブ」が高評価
 メーカ・商社・システム開発の顔を持つ流体制御のスペシャリスト

【金子産業】
 トラブルの予兆を捉えるオン-オフバルブマネージャ「APOSA」の商品化が秒読み
 予知保全に対応、防爆・SIL認定品を来年にも市場投入

【キッツ】
 水素ST用ボールバルブで高圧に対応
 DLCコーティングにより、摺動性と操作性を向上

【キューブロックテクノロジー】
 オンリーワンを目指す高信頼・高耐久性のバルブを提供
 ユーザニーズに応じて、材料選定から対応

【日本アスコ】
 世界の防爆規格に対応するリミットスイッチボックス
 「Switch Box」の市場投入で過酷な環境条件に対応

【日本ボールバルブ】
 過酷な条件で使用される高信頼性のボールバルブを提供
 企業理念は「不易流行」、メンテナンスサービスも好評

【ワシノ機器】
 鋳造製手動洗浄式Y形ストレーナで容易なメンテナンスを実現
 プラントを停止せずに危険な作業も不要


Cover Story
 「次の100年」を担う「ものづくり」の拠点、ベトナム金子
  APOSAの開発が最終段階、来年から本格的な市場投入



World Trend
 ・サウジARAMCO、SABICの株式70%を取得
 ・中SPICが欧重電プラントメーカと相次ぎ提携



Equipment News
 ・EXSC-QB / 旭化成EICソリューションズ
 ・MELSERVO-J5シリーズ / 三菱電機
 ・XAT-300シリーズ / 東亜ディーケーケー
 ・SW-Dシリーズ / 日本アビオニクス
 ・XN1E用スイッチガード / IDEC
 ・GA500 / 安川電機
 ・LZIB1308V2 / 星和電機
 ・PONA分析システム / 島津製作所


Diagnosis Systems
 ・GL7000 Plus / グラフテック
 ・EETHJP310 / スナップオン・ツールズ
 ・AMADIS-01 / シカデン
 ・LX2 / 北陽電機



Data File
 2019年3月中旬~下旬のプラント類受注状況


Editorial
 創刊20周年、新元号「令和」とともに考える進事業

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