プラント貿易アウトルック2025

小誌が創刊されてから、27年間が経過した。今号で600号を迎えたのを機会に、国内外のエンジニアリング業界の四半世紀を振り返ってみた。世界のエンジニアリング業界の動きを見ると、中国が世界の主役の座を掴んだ。一方国内では、エンジニアリング業界は業績の浮沈が大きいが、各社が現在進める中期経営計画では、業績の平準化を意識した取組が本格化している。この四半世紀、国内外のエンジニアリング産業も変化し続けてきた。

 【総 論】
  2025年度も天然ガス関連プロジェクトの動きが活発
  活発化するLNGとGTCC案件、データセンター需要の高まりが市場を牽引

 【国際協力銀行 常務執行役員 企画部門長 小松正直氏】
  日本企業の海外事業展開をより柔軟に支援
  JBICに対する期待・役割が大きくなる中、政府系金融機関としての役割を果たしていく

 【日本貿易保険 執行役員 吉岡 孝氏】
  2025年度は対米投資支援やホルムズ海峡封鎖等に対応
  「LEADイニシアティブ」で1兆円を達成

 【千代田化工建設 代表取締役副社長執行役員・成長推進本部長 小林直樹氏】
  ゴールデンパスLNGプロジェクトで再契約
  EPCの前後にある事業機会に着目、業績の平準化を目指す

 【東洋エンジニアリング 執行役員営業統轄本部利業第一本部本部長 野中泰助氏】
  汎用化学品の投資が減少する中、中央アジア・サブサハラに照準
  プラントライフサイクルを対象に、スコープの拡大を目指す

 【日揮グローバル 執行役員営業本部本部長 橋爪 健氏】
  今期、海外受注目標は1兆6,000億円
  着実な収益確保のために、地域・分野のポートフォリオの拡大を目指す

 【三菱重工業 理事 エナジードメインGTCC事業部事業部長代理兼プラント
  営業戦略室長 河辺泰宏氏】
  2025年度はGTCC事業の受注高が2.6兆円で過去最高を更新
  世界的に旺盛な電力需要を受けた高水準なGT需要を捕捉

 【2025年度 主要受注プロジェクト一覧】(本誌調査)



 (Vol.601 2026年7月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部