三菱化工機はこのほど、新型水素製造装置「Hygeia」を開発した。新たに開発されたHygeiaは50m3/hの高純度水素(99.9999%)を発生する能力を持ち、設置面積を従来機種の半分にコンパクト化したもの。完全自動化により運転性と信頼性を飛躍的に向上している。
Hygeiaは、国内随一の水素製造装置の納入実績を誇る三菱化工機が開発したもので、20%以上の原料の削減も実現した。今後増加が見込まれる燃料電池用の水素供給ステーションや半導体製造、石英ガラス製造、金属の熱処理などで使用されてきた圧縮水素の代替用として使用できる。
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