日揮グローバルはこのほど、リチウム精錬技術において、独自のアルカリ浸出法を保有するフィンランドのメッツォ社と、同技術を活用した協業の可能性を探るため、非独占的な覚書(MOU)を締結した。重要鉱物であるリチウムは、二次電池用途を中心に世界的な需要増が見込まれる一方で、資源分布や精錬技術は一部の地域に偏在しており、安定供給確保が課題となっている。