日阪製作所はこのほど、従来比で最大50%の蒸気使用量を削減できる省エネ型の加熱殺菌・滅菌装置を新たに開発した。レトルト食品の製造工程では、殺菌装置内で製品の加熱殺菌と冷却処理を行うが、これまで加熱後の熱エネルギーはその都度冷却され、熱回収による採用がされておらず、工場においては、蒸気量負荷軽減と熱エネルギー有効活用が長年の課題となっていた。