三菱重工業は4月1日付で、次期社長に宮永 俊一副社長が社長に就任する役員人事を発表した。 同社としては1969年の牧田 與一郎氏以来、約41年ぶりの文系出身社長となる。 大宮 英明社長は代表権のある会長に就き、佃 和夫会長は取締役相談役に退く。 大宮氏は就任から5年が経過しており、日立製作所との火力発電事業統合など、経営改革にも一定のめどがついたことから、経営陣の若返りを図る考えだ。