去る3月31日付で、三井海洋開発 (MODEC) のトップが交代した。 この交代劇により、MODECの事業基盤を築いてきた山田健司会長と矢治信弘社長が退き、筆頭株主の三井造船の宮崎俊郎元取締役が代表取締役社長に就任するなどのトップ交代があった。 これについて業界では様々な憶測が上がったが、背景には、事業を拡大してきたMODECの財務基盤の強化がある。