川崎重工業は、ガスタービン向け精密鋳造品を増産する。 航空機用エンジンの部品などを製造する神戸市の西神工場に新工場棟を建設し、千葉県の関連会社から生産機能を移転。 4月からの本格稼動で、生産能力を約5倍に増強する。 東南アジアを中心に、コージェネレーションシステムの受注が拡大していることから、自社の生産体制を整備し、部品の安定供給を図る。