業界筋によれば、東京製鉄が愛知県田原市で計画している電炉一貫製鉄所新設プロジェクトで、電炉をイタリアのダニエルに発注する方向で最終的な検討に入ったようだ。 今回のプロジェクトは、東京製鉄が1,220億円を投じ、愛知県田原市で計画している年産250万トンの電炉一貫製鉄所建設プロジェクトの一環。 新電炉一貫製鉄所は電炉、真空脱ガス脱炭設備(VOD)、連続鋳造設備(CC)、熱間圧延設備、酸洗設備などで構成される。 すでに熱間圧延設備はIHIの子会社、IHIメタルテック、酸洗ラインは独SMSへの受注が決定しており、後は真空脱ガス脱炭設備(VOD)、連続鋳造設備(CC)商談を残すのみとなった。
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