三菱重工業は大王製紙のグループ会社、いわき大王製紙からバイオマスボイラを受注した。 総投資額は67億円で、5月の着工、2008年8月の完工を予定している。
今回のプロジェクトは二酸化炭素の排出量削減と燃料コストの圧縮を目的に大王製紙がグループをあげて進めている燃料転換工事の一環。 大王製紙グループでは二酸化炭素の排出量を2010年度に1990年度比12%削減することを目標に、2001年から工場、グループ会社でバイオマスマスボイラを導入。 これまでも三島工場、グループ会社の名古屋パルプ、いわき大王製紙で稼動しており、二酸化炭素の年間排出量を年間27万2,000トン削減した実績を持っている。
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