大成建設は、複合糖質を中心とした医療用医薬品、医薬品原体、体外診断用医薬品などの製造・販売を手掛ける生化学工業から、製薬工場新設および能力増強プロジェクトを受注した。 総投資額は67億円で、2008年1月の竣工、2009年1月の稼働開始を予定している。
今回、大成が受注したのは、生化学工業が予定している、アルツディスポと呼ばれる関節機能改良剤の増産計画の一環。 生化学工業はこれまで、高萩工場でアルツディスポを生産していたが、アメリカでアルツディスポの普及が順調に進み、いっそうの輸出拡大が見込まれている。 国内でも高齢者人口の増加に伴い販売量が伸張していることから、今回のプロジェクトに至った。
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