東洋エンジニアリング(TEC)はこのほど、東燃ゼネラル石油川崎工場向けFCCの改造プロジェクトを受注した。 受注金額は20億円程度だが、これまで日揮や千代田の牙城だった石油精製設備の一角をTECが崩したかっこうだ。 受注したプロジェクトは、日本最大規模の東燃ゼネラル石油川崎工場のFCCを改造し、プロピレンの増産を図るもの。 プロピレンは、自動車部品などの樹脂製品の原料となるもので、このところ需要が高まっている。 こうした中で東燃ゼネラル石油も今回の設備投資に踏み切った。