富士電機システムズは住友商事と共同で、ニュージーランドのMighty
River Power社(以下、MRP)より、北島カウェラウ(Kawerau)地区に建設される総発電出力80MWの地熱発電所のEPCを受注した。 プロジェクトの入札には、日本からは富士電機システムズのほか、三菱重工が参加していた。
カウェラウ地区は、Norska Skog Tasman空港の南端にある工業地域の近くに位置する。 林業が盛んな同地区はタスマン・パルプ製紙工場があり、現在この地域から発生する蒸気は工業用などに一部使用されているだけだが、カウェラウ地熱発電所により供給される電力は、同地区の需要の50%以上を補う。 また、この地域の熱量は潜在的に300MWに電力の供給が可能と見込まれている。
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