千代田化工建設は近く、イタリアのエンジニアリング企業スナムプロゲッティ社とともにエクソンモービルが計画する大型ガス開発プロジェクトであるアルカリージプロジェクトのフェーズUを受注する。千代田グループは同プロジェクトのフェーズTを2003年4月に受注しており、フェーズ2については7月頃に随契ベースで受注する。
千代田はこのところ、カタールでプロジェクトの受注が相次いでいる。一昨年から昨年にかけて、年産780万トンで世界最大規模のLNGプラントを6基受注するなど、大型プロジェクトを固め取りしている。こうした大型プロジェクトの受注により2006年3月期決算の受注残高は1兆円規模に達している。
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