住友重機械工業はこのほど、日本製紙グループから白老工場向けバイオマスボイラーを受注した。総投資額は90億円で、2008年7月の完成を予定している。
住重が受注したのは、日本製紙グループが進めているボイラーのオイルレス化計画の一環。日本製紙グループは今年5月に発表した、2008年度までの第2次中期経営計画で、総額600億円を投じ8工場でバイオマスボイラーを導入することを明らかにした。8工場のうち、白老工場の他、富士・岩沼・旭川・日本大昭和板紙東北向けの5件を住重、石巻・岩国・日本大昭和板紙吉永向けの3件を石川島播磨重工業が手掛ける。
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