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清水建設で、半導体・液晶・電子デバイス関連の工場新設および既存工場の能力増強プロジェクトを相次いで受注した。
その１つが、カシオ計算機の子会社、カシオマイクロニクスが計画する、液晶ドライバを実装するためのフィルム基盤であるＣＯＦ（Chip
On Firm）の新工場建設プロジェクトだ。この数年間、液晶テレビの急速な普及により、大型液晶パネルの需要が拡大している。また液晶パネルでは画面の大型化と高精細化が進んでおり、ＣＯＦには配線のいっそうのファインピッチ化、安定的な製品供給が迫れている。
今回のプロジェクトはそんな市場のニーズに対応するもので、清水建設は山梨県中央市に鉄骨３階建て延床面積２万6,200㎡のＣＯＦ工場を新設する。投資額は100億円で、すでに着工しており、2007年４月の本格的な量産開始を予定している。
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