【TEC、海水淡水化プラントに参入】
-逆浸透膜法で近くアブダビで受注へ- |
東洋エンジニアリング(TEC)が、海水淡水化プラントの建設に参入する。近くアブダビで逆浸透膜法のプラントを受注する見込みで、受注すれば初実績となる。
TECが手掛けるのは、東レと三井物産が出資する逆浸透膜(RO)の販売会社であるトーレ・メンブレン・ヨーロッパ社が逆浸透膜を供給するプロジェクト。すでに東レと物産の関連会社である三井物産プラントは2000年12月にトーレ・メンブレン・ヨーロッパ社へ出資している。この出資に伴い東レと物産が共同で手掛けるプロジェクトでTECが海水淡水化プラントの建設プロジェクトを手掛ける。
TECは物産の工務部隊としての位置づけだが、これまでに実績のない海水淡水化プラントへの参入のきっかけとなりそうだ。
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