SAPジャパンソリューション 統括本部長 玉木 一郎 ヴァイスプレジデント
「重要なのは、プロアクティブに機械が人間に伝える仕掛けを作ることです」

 企業は時代の要請に応じて変化しなければならない。10年前ERPが世の中に登場した時、その役割はコストダウンだった。が、それが進化し、最近ではコンプライアンスを反映したシステムが要求されるなど、時代とともにその中身は変わってきた。

 こうした中、SAPも時代に要請に応じて、これまでに様々なソリューションを提供してきた。現在、「2007年匠の危機」と言われるが、ITはこの問題に対するソリューションも装備し始めている。世界のERPをリードするSAP社の日本法人SAPジャパンのソリューション統括本部長である玉木一郎バイスプレジデントに今後のERPのあるべき姿について語ってもらった。


(vol.140 2005.7.25号より)

重化学工業通信社
ENN編集部