本格化するインフラ・システム輸出

  設備だけではなく、事業ノウハウまでを移転する 「インフラ・システム輸出」 はここへきて本格化している。 去る10 月20 日、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構 ( JOIN ) が発足し、国際協力銀行 ( JBICU ) はすでに、事業性の向上に向けたサポートを行うなど、積極的な取組を展開する。 本特集では、経済産業省の国際プラント・インフラシステム・水ビジネス推進室長である川村 尚永氏とJBICでインフラ・システム輸出を推進する専務取締役の前田 匡史に、その取組について聞いた。

  【総 論】 
   JOIN発足で本格化へ向かうインフラ・システム輸出
   政府の明確なコミットで民間をサポート

  【経済産業省 国際プラント・インフラシステム・水ビジネス推進室長 川村 尚永氏】
   日本と相手国の相互利益に貢献するインフラ・システム輸出
   トップセールスにも積極的に取組、出始めた成果

  【国際協力銀行 代表取締役専務取締役 前田 匡史氏】
   初期段階から参画して案件をバンカブルに
   JBICの各種機能を融合して、案件ごとに柔軟に対応


   (Vol.344 2014年11月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部